ミントはり灸院・鍼治療の料金はいくら?値段の相場や保険適用について

投稿日:2023年9月12日 / 更新日:2026年1月15日

鍼治療の料金はいくら?値段の相場や保険適用について

カテゴリ: 初めての鍼灸

鍼治療を受けたいと考えたとき、多くの方が最初に気になるのが「料金はいくらかかるのか」「保険は使えるのか」という点ではないでしょうか。鍼治療は施術内容や通院頻度、保険適用の有無によって費用に幅があり、事前に相場を把握しておかないと不安を感じやすい分野でもあります。

本記事では、鍼治療の料金相場をはじめ、保険が適用されるケース・されないケースの違い、さらに費用面で納得して施術を受けるための考え方について、わかりやすく整理して解説します。初めて鍼治療を検討している方はもちろん、現在通院中で費用を見直したい方も、ぜひ参考にしてください。

院長 森本 賢司

この記事の執筆者

ミントはり灸院 院長
森本 賢司

高度専門鍼灸師

【略歴】
神戸東洋医療学院卒業
神戸東洋医療学院にて河村廣定先生に師事
明治国際医療大学 大学院 修士課程 修了
神戸東洋医療学院 非常勤講師

【資格】
はり師免許証・きゅう師免許証

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鍼灸治療の料金の相場は?

鍼灸治療は保険が使えない自由診療で行われるケースが多く、料金は地域や施術時間、施術内容によって幅があります。

一般的な相場としては、1回あたり4,000円~9,000円程度が目安と考えてよいでしょう。

最近は特に上昇傾向にあるので、1万円を超えてくるところなんかも最近では増えてきています。

保険適用されるケース

鍼灸治療でも、一定の条件を満たせば健康保険が適用される場合があります。

ただし、対象となる症状が限られており、医師の同意書が必要になるなど手続きも複雑なため、実際には保険診療を行っている鍼灸院は少ないです。

訪問などはお医者さんとの連携が強い場合がありますので、保険で鍼灸を治療している割合は高いのではないでしょうか。

たまに「整骨院で保険が使えた!」と言っている方もいますが、おそらく鍼灸ではなく柔整として使っているのだと思います。厳密には請求されていない・・・。

保険適用外(自費診療)のケース

自費診療の場合、鍼灸院ごとに料金設定はさまざまです。

鍼灸施術単体の料金設定をしているところもあれば、鍼灸単体としてはリーズナブルだけどエステや整体、リラクゼーションなど他の手技と合わせたり、他のサービスを併用する形で総合計金額が高額になるケースもあります。

また中には、
「10分◯◯円」といった時間売りや
「鍼◯本で◯◯円」などの本数で価格を決めている鍼灸院もあります。

こうした料金体系は一見わかりやすい反面、施術の目的が見えにくいこともあるので、利用する目的に合わせることが大切です。

当院の鍼灸治療の料金

ミントはり灸院では、初回が8,800円(税込)で2回目以降は 7,700円(税込)で鍼灸治療を行っています。

また、中学生未満のお子さまを対象とした小児はりも行っています。初回が3,850円(税込)で2回目は2,750円(税込)です。

2026年1月時点での内容となりますので、詳細は以下のページをご確認ください。

料金

ちなみに当院では鍼灸以外の併用メニューはありませんので、追加で費用発生することはありません。

ミントはり灸院はなぜ保険が使えないのか?

これまで何度も「保険は使えないのか?」という質問を受けていたのですが

以下のような理由から保険の取り扱いをしておりません。

まず、鍼灸で保険が適用されるのは、法律で定められたごく一部の疾患に限られます。
肩こりや頭痛、耳鳴り、不調の原因が複合的に絡み合っている全身症状などは対象外となり、実際の臨床と制度の間に大きなズレが生じます。

次に、保険診療を行うには医師の同意書が必須です。
しかし現実的には同意書を書いてもらえないケースも多く、定期的な再同意が必要になる、鍼灸を受けている間は病院での治療を受けることができなくなるなど、患者さん側の負担が大きくなります。

さらに、鍼灸の保険点数は非常に低く設定されているため、
十分なカウンセリングや評価、適切な施術時間を確保すると、施術費をカバーすることができません。
往診の場合は出張費で調整するケースもありますが、通常の外来施術では質の維持が難しくなります。

こうした理由から、当院では
保険を使わない方が、結果的により良い施術を安定して提供でき、患者さんにとってのメリットが大きいと考えています。

なお、交通事故や労働災害などによる治療については、この限りではありません。
状況に応じて対応可能な場合もありますので、該当する方は事前にご相談ください。

鍼治療の値段に違いが出る理由

治療は一見すると「鍼を打つ」という一つの施術メニューに見えますが、
実際には対象とする疾患や目的の幅が非常に広い治療法です。
この違いが、料金に差が生じる大きな理由の一つになります。

一般的に、肩や腰、膝などの痛みを主症状とする疾患を対象とした鍼治療は、
評価や施術内容が比較的シンプルになるため、料金は低めに設定される傾向があります。

一方で、
・自律神経の乱れ
・耳鳴り、めまい、不眠などの慢性症状
・体質改善を目的とした治療
・美容鍼灸

といった分野では、原因が単一ではなく、生活習慣や全身状態を含めた総合的な評価と施術設計が必要になります。

その分、カウンセリングや検査、施術に要する専門性と時間が増えるため、料金は高くなる傾向があります。

もちろん痛み系も深く見ていくと手間がかかります。軽くマッサージをするだけで治りそうな痛みと10年以上苦しんでいる慢性痛では求められる手技が変わってくるわけですね。

つまり、鍼治療の値段の違いは
「鍼を何本使うか」や「施術時間の長さ」だけで決まるものではなく、
どのレベルまで原因を掘り下げ、どこまで改善を目指すかによって決まっていると考えてみてください。

料金を見る際は、金額そのものだけでなく、
どのような症状を、どの視点で診ている治療なのかまで含めて比較することが重要です。

なので、治療の目的と金額を合わせておくというのも治療院選びの大事な観点とも言えます。

鍼灸治療が高いのはなぜ?

「鍼灸治療は高い」と感じられる理由の一つは、
鍼灸そのものが一時的な対症療法ではなく、根本改善を目的とした治療である点にあります。

先ほどお伝えした通り、鍼灸治療では痛みが出ている部位だけを見るのではなく、生活習慣、身体の使い方、内臓や自律神経の状態などを含めて、全身を総合的に評価します。

このような評価を行った上で、
「なぜその症状が出ているのか」
「どこにアプローチすれば改善につながるのか」
を判断する必要があるため、施術者には高度な知識と臨床経験が求められます。

また、症状が慢性化している場合や、複数の不調が重なっているケースでは、
その場しのぎの施術ではなく、改善までの道筋を見据えた施術計画が必要になります。
この設計プロセスそのものが、鍼灸治療の価値の一部とも言えます。

そのため、鍼灸治療は
「短時間・低価格でその場を楽にする施術」よりも、
総合的な判断と専門性を重視した分だけ、料金が高くなる傾向にあるのです。

料金をおさえて施術を受けるには?

鍼灸治療は自由診療が中心のため、どうしても費用面が気になる方も多いかと思います。
ただし、制度や仕組みを正しく知っておくことで、実質的な負担を軽減できる方法もあります。

医療費控除の対象にはなる!領収書の保管を忘れずに。

鍼灸治療は医療費控除の対象にはなります。

医療費控除とは、ご自身や配偶者、お子さんなど、
同一世帯の親族にかかった1年間の医療費が一定額を超えた場合に、所得控除を受けられる制度です。

原則として、その年(1月1日~12月31日)の医療費が
10万円を超えた場合に申請が可能となります
(※世帯収入によって基準額が変わる場合があります)。

対象となるのは病院の医療費だけではありません。
以下のような費用も、条件を満たせば医療費控除の対象になります。

・あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術費
・治療を目的とした公共交通機関での通院交通費
・その他、治療として必要と認められる医療関連費用

特に自由診療の場合、領収書(レシート)が唯一の証明書類になります。
捨てずに必ず保管しておきましょう。
鍼灸院によっては再発行ができない場合も多いため、注意が必要です。

地域によっては高齢者への助成も

地域によっては、高齢者向けに鍼灸治療の助成制度を設けている自治体もあります。

例えば神戸市では、高齢者福祉事業の一環として、
保険適用外の鍼灸やマッサージに対する助成制度があります。

神戸市在住の満70歳以上の方が、役所やインターネットから申請することで、
年間3,000円分(1,000円×3枚)の助成券を受け取れる制度です。

ただし、助成を利用できる鍼灸院は限られており、
残念ながら当院は現在この制度の対象院ではありません。
お住まいの自治体ごとに内容が異なるため、一度確認してみることをおすすめします。

定期プランや回数券が利用できる場合も

鍼灸院によっては、
・定期的な通院を前提としたプラン
・回数券や継続プラン

などを用意している場合もあります。

症状によっては、一定期間まとめて通院した方が改善効率が高いケースもあるため、
こうした仕組みを活用することで、1回あたりの負担を抑えられる可能性があります。

制度や助成を上手に活用しながら、
鍼灸治療が「特別なもの」ではなく、身近な選択肢になると良いですね。

六甲道本院
三ノ宮院
明石院

まとめ

鍼治療の料金は一律ではなく、保険適用の有無、対象とする症状、施術内容や目的によって大きく異なります。
一般的な相場は4,000~9,000円程度ですが、慢性症状や根本改善を目的とした鍼灸治療では、総合的な評価と施術が必要になるため、料金は高くなる傾向があります。

また、鍼灸治療は自由診療が中心ではあるものの、医療費控除の対象となる場合があり、制度を正しく理解することで実質的な負担を抑えることも可能です。

地域によっては高齢者向けの助成制度もありますし、鍼灸院独自の定期プラン・回数券を利用できるケースもあります。
個人的にもっとも節約できるのが、施術を受けるときは健康を中心にした日常生活を送ることです。効果も早くでるので施術回数が減って節約になります。

大切なのは、金額だけで判断するのではなく、
「どのような症状を、どこまで改善したいのか」
「その治療が自分の目的に合っているか」
という視点で鍼灸治療を選ぶことです。
※金額も大事ですが・・・

ご自身の身体や生活に合った形で、納得できる鍼灸治療を見つけていただければと思います。

当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。