神戸市の鍼灸院【ミントはり灸院】の顔面神経麻痺の施術内容や症状の解説です。

顔面神経麻痺専門

このようなことでお悩みではありませんか?

  • 表情が作れなくて人前に出られない
  • 歪みはとれたが動かない筋肉がある
  • 疲れると皮膚が引きつる
  • 涙がでたり、こぼしたり生活しづらい
  • このまま麻痺が続くと思うとつらい

薬を飲んでも効果のなかった顔面神経麻痺に鍼灸ならできることがあります。

院長 森本 賢司

なぜ鍼灸だと改善するのか

当院では投薬治療でも効果がでなかった顔面神経麻痺の原因を鼻と咽の炎症による顔面や首の筋肉の緊張によって起こっていると考えています。

顔面神経麻痺は薬である程度改善されますが、そもそもの発生要因は咽や鼻の炎症です。ここが改善されない限り顔面の筋肉はスムーズに動いてくれません。さらに首の筋肉の緊張も表情筋に運動に関与するので首コリの改善も欠かせません。

当院の鍼灸による炎症を流す作用とコリをほぐす作用を使うことで咽や鼻と首のコリを同時に改善することができ、表情筋の正常な動きを取り戻すことができます。


参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|顔面神経麻痺ってどんな病気?

顔面神経麻痺を改善し悩みから卒業された患者さんの声

1度目の治療で顔の動きが違うことが分かった

  • 40代 男性 S様
    神戸市

  • 【~来院される前、どのような症状がありましたか?~】3年前に顔面麻痺になり、顔の右側が動かしにくくなった。2年半程、自分でリハビリを続けていたが、これ以上どうしていいか分からなくなって通院することにした。&n……

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麻酔していた部分が動き始めました

  • 女性 M様

  • 顔面神経麻痺となり、総合病院の耳鼻科にてステロイド点滴治療を1週間して頂き、その後、ミントはり灸院にお世話になりました。顔の左半分が動かず医師からは数ヶ月から1年位の回復期間をみて欲しいと言われましたが、鍼治療3回……

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顔の痛みとこわばりが楽になりました

  • 50代女性 K 様
    神戸市

  • 20年来の不眠症、去年夏から自律神経失調症、年末に片側顔面痙攣、 今年2月に顔面ジストニアの発症で8ヶ所の病院にかかりました。 現在はけいれんを止める為3ヶ月に一度 顔面に10ヶ所ボトックス注……

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親切な対応とあたたかい言葉かけに励まされました

  • 50代男性
    神戸市

  • 毎回の治療に来るたびに、スタッフの親切な対応と あたたかい言葉かけにいつも励まされました。 治療もとても丁寧で、今の状況や不安について、しっかりと  耳をかけたむけていただき、安……

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発症後20日経過した顔面神経麻痺治療

  • 50代 女性 K.S 様
    神戸市 垂水区

  • 【来院される前、どのような症状がありましたか?】 左側顔面神経麻痺(発症20日経過)瞼の開閉が困難な為目が乾く。 口角が下がる為食事が難しい。眉毛が下がる。 おでこにしわが寄らな……

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顔面神経麻痺の参考症例

患者

男性 40代 神戸市東灘区

来院

2020年1月

症状

2019年10月に顔の右半分が麻痺するようになり、目と鼻を閉じることができなくなった。脳外科でMRIを撮って脳の異常はなく、すぐにステロイドによる治療を開始した。治療の効果はそれほどなく、12月に耳鼻科で顔面神経の減圧手術を受ける。手術後も変化がなくメチコバールによる経過観察となる。 仕事での人との会話が多くなるため、人目が気になり、落ち込むこともあってから家族が鍼灸を勧めてくれて当院を受診することになった。

同時に治療した症状

胸やけ、首こり

治療の内容と経過

顔周りの状態を調べると顔の所々に湿疹のような赤みが多数あった。そして慢性的な鼻炎がある。薬の影響もあるのか肝臓の状態も悪く、咽からの風邪もひきやすいということで、顔面神経の除圧は行ったものの炎症はまだ続いていると判断し免疫の改善と目や鼻を動かす筋肉に鍼で刺激与えることで動きやすくなるようにしました。初回の治療で顔が軽くなったと感じ。3回目では頬の筋肉が動くようになってきました。7回目時点では目が閉じられるようになり人目を気にしないほどまで回復しました。 顔面神経麻痺

考察

  • 除圧手術をしても症状が残ったり、後遺症が残る人がいます。それは筋肉の問題です。
  • 神経が回復したとしても顔の炎症があると筋肉が緊張し動かないままになることあります。
  • 全身の状態を見てもまだまだ体質改善が必要だと感じる症例でした。

※同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。

当院の顔面神経麻痺の鍼灸とは

原因を改善して、症状が発生しない身体をつくることが目標です。

丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。

そこから、体の構造や皮膚と筋膜の緊張緩和を踏まえて本当の原因を判断します。

当院の顔面神経麻痺施術の流れ

表情筋と関係の深い反応点(ツボ)をさぐります。細いはりで
刺激し、個々の症状を軽減していきます。顔面神経麻痺の場合は
顎関節や首の筋肉に疲れが出ていないか確認します。

さらに温灸などで内臓の機能を高めます。血流に関連する
内臓機能の働きが改善することで自己回復力を高めていきます。

自律神経の不調は皮膚や血管を硬くし表情を不自然にすることが
あります。負担が大きいところ(顔面部)については発生を
未然に防ぐために、ローラー鍼で丁寧に刺激します。

顔面神経麻痺施術の特徴

全身+局所の回復をしていくとともに、免疫のポイントを中心とした内臓の不調と顔面の筋肉の循環を回復し、違和感のない表情が作れることが目標です。

予防対策&早期回復として、ご自身で対処できるお灸&
ローラー鍼を使ったケアを指導します。

顔面神経麻痺とは

顔面神経がウィルス感染などによって神経が炎症を起こし症状を起こします。最初は耳の後ろ側に痛みが起きた後、顔の片側に筋力低下からはじまり重度になると麻痺を生じます。

時には味覚障害や聴覚過敏を起こすことがあります。

顔面神経麻痺になると、顔が平坦になり表情が無くなります。特に笑顔を作ろうとすると正常な側の筋肉が麻痺している側を引っ張ってしまうため、表情が歪んでしまいます。

その結果、額にしわを寄せる、まばたき、顔をしかめる表情が上手くできなくなります。まばたきの回数が減ることや目を閉じることができなくなることで目の乾燥が起きます。

顔面神経麻痺が回復する中で神経の接続に異常が生じてしまい唾液と涙腺が同時に溜まってしまうことがあります。

まずは病院で問題を解決

顔面神経麻痺になってしまったら、まずは病院で神経の腫れを抑えましょう。

顔面神経が長時間使われなくなることで筋肉が恒久的に硬直すると、回復のチャンスを失ってしまいます。

多くの場合がウィルス感染による神経の炎症です。炎症を起こすことで神経が腫れ、細い神経の通り道で圧迫されてしまいます。

その結果、麻痺症状が起きています。

最近では細い道を拡張する出術をする場合もあります。

病院の治療後は鍼灸

病院で神経の腫れを抑える薬をもらったらできるだけ早くに鍼灸治療を受けましょう。

なぜなら、神経が回復するまでの間は筋肉が使えないからです。

使えない時間を長く続くことで筋肉は日ごとに硬直していきます。
ある一定期間を過ぎてしまうと筋肉とそこにつながる神経ともに動作不能状態になってしまい、一過性の麻痺から難治性の麻痺に移行してしまうからです。

顔のマッサージをすることも効果がありますが、
深部の筋肉や複雑な動きをする筋肉に刺激を与えるなら鍼灸治療が効果的です。


参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|顔面神経麻痺ってどんな病気?

麻痺の状態別の鍼灸治療

■全体に麻痺が残る場合

病院での治療後に全体に麻痺が残る場合は他の原因を考える必要があります。
それは神経の炎症によっておきた他の障害によって麻痺が起きている可能性があるということです。

神経の通り道は多くの場合は骨です。中には筋肉の間を通る道も存在します。顔面神経は耳の下から枝分かれしますが、頬骨あたりの筋肉の間を縫うように走行しています。
慢性的な鼻炎や食いしばり等で筋肉の緊張や炎症が強い場合でも顔面神経が圧迫されて麻痺症状がでます。

こういった筋肉の炎症に対しては病院でも検査で見つけることができないので見落とされることがあります。

■部分的に麻痺が残る場合

部分的な麻痺は神経の幹の部分ではなく枝のところの問題が隠れています。筋肉を動かす神経は筋肉の端のほうにつきます。

接合部分に炎症が残っている場合は部分的な麻痺になります。もしくは、治療中に動かなくなった筋肉や神経の硬直が残った可能性があります。

投薬での治療期間が長かったり、ある程度回復したので自然回復を待っていたりすると、筋肉と神経の結合は時間とともに接続を弱めてしまい動かすことができなくなります。

■動かしにくい場合

筋肉は1つ1つがバラバラに動いているわけではなく、大きな筋肉を支えるようにして小さな筋肉や他の筋肉が力の土台となって動きを作っています。

麻痺によって連動性が失われると動かしにくさが生まれてしまいます。顔の動きは顔だけで成立しません。

咽や胸、背中いろんな筋肉が使われて表情を作っています。
関係ない筋肉の影響で動かしにくさが出ることがあります。全体の動きを見て負担になっている箇所を見つける必要があります。

■違和感が残る場合

違和感は皮膚の歪みやつっぱりで起きます。皮膚の緊張に顔面神経は関与しません。皮膚は自律神経の影響を受けるので、顔面部の交感神経が興奮していると皮膚はつっぱります。

咽や鼻、眼精疲労、などの顔面部の炎症が考えられ、顔面神経麻痺になる方の多くが顔のどこかに炎症が起きている場合がほとんどです。

そこを解決しないと違和感はいつまでも残ってしまいます。

自然回復よりも体質改善

顔面神経麻痺では自然回復することが多いことも事実です。

ただ、自然回復しない場合もあります。どちらのリスクを考えるべきか。

自然回復を待って筋肉が硬直し神経の接続が失われてしまっては自然な動きを取り戻すことができなくなります。そうなってしまわないように積極的な治療をおすすめします。

もちろん、3か月以上経過した場合でも筋肉や神経の復活は可能です。

その場合は適切な刺激をすることで脳に筋肉の動きを送るところから始まります。

そして知られていないことですが、顔面神経麻痺は再発します。神経にウィルスが感染するとヘルペスウィルスのように潜伏するからです。

また何かのきっかけで再発することは珍しいことではなく、2回目、3回目の方も中にはいます。

再発するときは決まっています。それは体の免疫力が低下したときです。

全身の体質改善は麻痺を治すだけでなく、再発予防においても重要なこと。

本当の卒業をするためにも一度当院にお任せ下さい。

ミントはり灸院3っつの特徴 医師や専門家からも推薦を頂いています 医師や専門家からも推薦を頂いています

当院の特徴

あなたの原因にあった施術を神経学をベースに行っています。

当院では、顔面神経麻痺でお悩みの方へ専門的な鍼灸でお応えしています。

身体のへのストレスを減らして免疫系への回復力を集中させます。

丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。そこから、体の構造や自律神経の影響を踏まえて本当の原因を判断します。

症状が発生しない身体をつくることが目標です。

全身+局所の回復をしていくとともに、免疫のポイントを中心とした内臓の不調と顔面の筋肉の循環を回復し、違和感のない表情が作れることが目標です。

予防対策&早期回復として、ご自身で対処できるストレッチ&ローラー鍼を使ったケアを指導します。