症状緩和期
通院開始時は症状を少しでも
早く緩和します。週1〜2回
ペースで2〜3週間ほどの通院が目安。
症状が少し楽になり、気持ちも落ち着いてきます。
薬に頼ってしまう不眠症であっても、当院の鍼灸なら改善にむけてできることがあります。

この記事の執筆者
ミントはり灸院 院長
森本 賢司
高度専門鍼灸師
【略歴】
神戸東洋医療学院卒業
神戸東洋医療学院にて河村廣定先生に師事
明治国際医療大学 大学院 修士課程 修了
神戸東洋医療学院 非常勤講師
【資格】
はり師免許証・きゅう師免許証

当院では不眠の原因を交感神経の興奮によって起こっていると考えています。
自律神経は脳に入ってくる身体の情報が、内臓の炎症や機能低下によって情報過多となることで、脳がパニックを起こして交感神経が興奮します。自律神経が乱れると就寝前や就寝中の体温が高くなって身体興奮状態になり眠りを妨げます。
当院の鍼灸による隠れている内臓の不調を見つける触診と内臓の機能改善をする施術を使うことで自律神経の乱れを改善し、脳が睡眠に向かうように手助けすることができます。
症例4 導入剤が必要な入眠障害
症例3 1日おきに中途覚醒する男性
症例2 中途覚醒に悩む女性
症例1 引越しで不眠になった男性
不眠にとって最大のストレスは寝ている時間の短さではありません。
3時間で目が覚めた、5時に起きてしまう、もっと布団にいたかった。
ただ、現代社会において必要十分な睡眠時間を確保することは大変で「睡眠負債」は溜まっていくばかりです。

睡眠時間だけを単に評価せず、体や脳の回復がちゃんと行われたかどうか。
質の高い睡眠であったか?を考えるべきです。
寝起きで「身体が重い」「力が入らない」「まだまだ眠い」という感じがあればそれは睡眠の長さよりも質が低下しているかもしれません。
睡眠不足を感じるのは寝起きの悪さです。
睡眠は体と脳を回復する時間です。活動している限り脳や体が回復することはありません。
ということは睡眠の質低下による睡眠不足が続くことで体の面では筋肉の緊張による痛みやしびれ、内臓機能低下による不調、もちろん免疫も不安定になりアレルギー疾患、膠原病、がんなどの発生原因になる場合もあります。
他にも成長ホルモンの分泌に関わっています。
成長ホルモンはアンチエイジングだけでなく代謝などに関わるので美容や不妊などに関与します。

睡眠中に脳は活動中に体験、経験したことを整理する役割や脳の疲労物質を取り除く役割があります。
脳の記憶整理は勉強やスポーツなどの新しいことの習得やメンタルストレスのケアなども関連します。脳の疲労物質についてはうつ病や認知症などに関係します。
睡眠は体温によって作られます。その体温調整には生活習慣と自律神経の働きが関与します。そのどちらかまたは両方が乱れることで不眠になります。
人は1日の中で体温の変化があって、昼がピークになるような山型になっています。
体内時計の働きで就寝時間に近づくにつれて体温は下がり。
寝る前に体温がちゃんと下がることで就寝して最初の90分でぐっと深い眠り(質の高い睡眠)に入ることができます。

布団に入る2時間前からその時までの体温低下がポイントです。
眠たい時に手足が熱い感じがするかもしれませんがこれは末梢の体温が上がることで、深部の体温を下げています。
逆に手足が冷たい時は深部の体温が下がっていないことになって眠りの質が低下します。

身体の働きによって体温調整をしており、その体温調整が上手くいかない状態が不眠の原因です。
内臓の不調などがあって自律神経が興奮状態にあるときは体温調整が山型になりません。
就寝前になっても深部体温が高いままです。
また平衡感覚が弱っていると布団に入った瞬間に脳が興奮してしまうことがあります。
特に顔面部の興奮はすぐに睡眠に影響するので注意が必要です。スマホの操作も30分前にはやめておくべきです。
1:生活改善
睡眠は起きた瞬間から始まっています。不眠に悩んでいる方は眠りが起こりにくい生活習慣があります。
まずは山型の体温変化になるように朝は体温を上げる準備、昼は体温を下げないような活動、夜は体温を上げないような活動、就寝2時間前から体温をぐっと下げるために入浴、その後のストレッチで徐々に眠りのスイッチを入れていきます。
最近はスマホの影響で目への強い光が眠る直前まで入るようになりました。

目の神経は脳に直接つながっていることを考えると、スマホによる睡眠への影響は大きくなります。
2:自律神経の興奮を防ぐ
自律神経の興奮を起こしている内臓の疲れを改善します。これは個々によって場所が違います。
神経の興奮を起こし深部体温を上げる要因は鼻炎や眼精疲労や胃の不調から生理痛まで広い範囲で考えられます。
平衡感覚が弱い場合、寝返りをうつだけで軽いめまいが起きることで脳が興奮状態になり、突然目が覚めてしまいます。
これは中途覚醒の原因です。寝ている間はできるだけ内臓の不調は少ないほうが質の高い睡眠に不可欠です。

細かく触診をして重要なポイントを見つけて改善することで、質の高い睡眠ができるようになります。
3:咽や鼻のトラブル
睡眠中の呼吸が口呼吸であることで、睡眠の質が低下します。
日中に耐えられない睡魔に襲われる睡眠時無呼吸症候群は気道が狭くなってしまうことでおきてしまいます。
生まれつきや肥満で狭くなっていることもありますが、咽や鼻の炎症によっても狭くなってしまいます。

不眠の中でも中途覚醒や常に眠いといった症状がある場合に考えられます。
当院には自律神経の悩みから婦人科疾患まで多くの悩みをもった患者さんが来院されています。
そこで 共通して言えるのが睡眠の質が低いということ。
そして、眠りの質が改善されると不調がすっと治ることがあります。眠りの質の低下は将来的にもさまざまな症状のきっかけになります。不眠だけの症状の方は少なく、頭痛や慢性疲労などを併発していることがあります。
眠りは健康な生活にとって欠かせません。時間を短くても健康でいられるように質を高めて、健康的な体作りを一緒にめざしていきましょう。
丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。
そこから、体の構造や皮膚と筋膜の緊張緩和を踏まえて本当の原因を判断します。

眠り、体温と関係の深い反応点(ツボ)をさぐります。
細いはりで刺激し、個々の症状を軽減していきます。
不眠の場合は咽、鼻、顎に疲れが出ていないか確認します。

さらに温灸などで内臓の機能を高めます。筋肉に関連する
内臓機能の働きが改善することで自己回復力を高めていきます。

自律神経の不調は脳の視床下部を混乱させて不眠を誘発すること
があります。負担が大きいところ(顔面部)については発生を
未然に防ぐために、ローラー鍼で丁寧に刺激します。
全身+局所の回復をしていくとともに、睡眠のポイントを中心とした内臓の不調と自律神経の働きを回復し、症状が発生しない身体をつくることが目標です。

予防対策&早期回復として、ご自身で対処できる
ストレッチ&ローラー鍼を使ったケアを指導します。
「どれくらいで良くなりますか?」というご質問をよくいただきます。
ミントはり灸院では、一つの目安として約4ヶ月を改善までの期間としてお伝えしています。
ただし、症状の背景や体質、これまでの経過によって必要な期間・回数は大きく異なります。
早期に変化を実感される方もいれば、土台から丁寧に整えていくことで安定していく方もいらっしゃいます。
あなたの目的に合わせた提案をいたします。
通院開始時は症状を少しでも
早く緩和します。週1〜2回
ペースで2〜3週間ほどの通院が目安。
症状が少し楽になり、気持ちも落ち着いてきます。
症状が楽になるのを実感したら、「内臓改善期」として
7日〜10日に1回のペースで8回程度の通院。
隠れている内臓の炎症を回復します。
体が軽くなるだけでなく、体調の安定を目指します。
内臓が回復した状態を定着するための期間。
2〜3週に1回の通院になります。
症状が気にならないだけでなく、原因となった内臓が自己治癒力の向上によって
安定している体作りが目標です。
この段階で症状が大きく悪化しなければ、治療は終了となります。
ここまでが4ヶ月です。
1ヶ月に1度、体や内臓のチェックをします。
予防だけでなく充実した毎日なるセルフケアを提案します。
当院の反応点治療は極細の使い捨て鍼で、ほぼ痛みを感じない施術です。むしろ「うとうとしてしまった」「そのまま眠ってしまった」「鍼を抜いたのが気がつかなかった」という患者様が多くいらっしゃいます。不眠でお悩みの方にとって、施術自体がリラックスのきっかけになることも多いです。
当院は自費診療のみとなっており、健康保険は使用できません。睡眠薬を長期的に飲み続けるコストと不眠による生活の質の低下を考えると、鍼灸治療への投資は多くの方に価値あるものとお感じいただいています。料金の詳細はお電話またはウェブサイトでご確認ください。
症状の程度によって異なりますが、多くの方は3〜5回の施術で睡眠の変化を感じはじめます。「3回の施術で久しぶりにぐっすり眠れた」という患者様もいらっしゃいます。初回カウンセリングで状態を確認した上で、具体的な治療計画をご説明します。
はい、施術時にお灸やローラー鍼を使ったセルフケアの方法をお伝えします。また生活習慣として、就寝2時間前の入浴・ストレッチ、就寝30分前のスマートフォン使用控え、朝の光を浴びる習慣などもあわせてご指導します。鍼灸と生活改善を組み合わせることで、より早く深い改善が期待できます。
初期は週1〜2回のペースが効果的です。睡眠の改善が見られてきたら2週に1回、月に1回と間隔を広げていきます。患者様の生活リズムに合わせた無理のない通院計画をご提案します。六甲・三ノ宮・明石の3院がありますので、職場やご自宅に近い院をご利用ください。
はい、睡眠薬からの卒業をサポートできるケースが多くあります。睡眠薬は眠りを促しますが、質の高い自然な眠りを実現するものではありません。当院では睡眠を妨げている根本原因(交感神経の過剰興奮・内臓の炎症・体温調節の乱れ)を改善し、自然に眠りにつける体づくりを目指します。なお、薬の量や種類の変更は必ず担当医にご相談ください。
はい、睡眠の「質」の改善も鍼灸の得意分野です。時間は眠れていても深い睡眠が少ない・何度も目が覚める・朝起きても重だるいというのは自律神経の乱れのサインです。当院では体温調節や自律神経の機能を整えることで、深くぐっすり眠れる状態へ改善していきます。
はい、入眠障害にも効果的です。布団に入っても眠れないのは、本来夜に向けて下がるべき体の温度が下がらず、交感神経が過剰に活発なためです。鍼灸で自律神経を整え体温調節を正常化することで、自然な眠りへの移行をサポートします。
中途覚醒にも対応できます。夜中に目が覚めるのは、自律神経の興奮が睡眠中も続いていたり、内耳の平衡感覚の乱れで寝返りのたびに目が覚めることが多いです。当院では耳周囲の調整と自律神経の安定化で、中途覚醒の改善を目指します。
はい、ストレス性の不眠にも効果的です。ストレスは自律神経を乱し、交感神経を過剰に活発にします。鍼灸は自律神経を直接整える作用があり、体をリラックスモード(副交感神経優位)に切り替える効果があります。「施術後にそのまま深く眠れた」という患者様が多くいらっしゃいます。
眠れない原因は、ストレスや自律神経の乱れ、内臓の疲労、ホルモンバランスの変化など、人によってさまざまです。ミントはり灸院では、脳や神経の働きを整える「鍼灸治療」で体が自然と休まる状態へ導きます。
丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。そこから、体の構造や自律神経の影響を踏まえて本当の原因を判断します。
全身+局所の回復をしていくとともに、睡眠のポイントを中心とした内臓の不調と自律神経の働きを回復し、症状が発生しない身体をつくることが目標です。
予防対策&早期回復として、ご自身で対処できるストレッチ&ローラー鍼を使ったケアを指導します。