神戸市の鍼灸院【ミントはり灸院】の平衡感覚障害の施術内容や症状の解説です。

平衡感覚障害専門

平衡感覚障害のお悩みをお持ちの方へ

  • 体が傾いている感じがしてまっすぐ歩けない
  • 足元がフワフワする
  • 人の多いところだと気持ち悪くなる
  • 乗り物酔いがしやすい
  • 回転系アトラクションが苦手
  • 体調を崩しやすい

慢性化している平衡感覚障害であっても、当院の鍼灸なら改善することができます。

院長 森本 賢司

なぜ鍼灸だと改善するのか

平衡感覚はすべての生き物において生命に関わる大事な機能です。平衡感覚を調整するのは耳、目、足です。そのどれかにトラブルがおきて、知らない間に平衡感覚がおかしい状態になっています。どのトラブルもとても小さく、検査だけで見つけることは難しく、さらに体を総合的に判断する必要があるのも治療を難しくしています。
当院の鍼灸では、まずは全身の内臓疲労と筋肉の緊張に対して調整を行い、小さな不調を内部から改善することで解決だけでなく再発を防ぐところまで治療します。

ミントはり灸院3っつの特徴 医師や専門家からも推薦を頂いています 医師や専門家からも推薦を頂いています

当院の特徴

あなたの原因にあった施術を神経学をベースに行っています。

当院では、平衡感覚障害でお悩みの方へ専門的な鍼灸でお応えしています。

体の構造や自律神経の影響を踏まえて本当の原因を判断します。

丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。そこから、体の構造や自律神経の影響を踏まえて本当の原因を判断します。

症状が発生しない身体をつくることが目標です。

全身+局所の回復をしていくとともに、平衡機能のポイントを中心とした耳の不調と目・首肩や足の筋肉回復力を高めて、症状が発生しない身体をつくることが目標です。

予防対策&早期回復として、ご自身で対処できるストレッチ&ローラー鍼を使ったケアを指導します。

平衡感覚障害の特徴

平衡感覚障害は少し頑張ったら動くことはできるけど、常にフワフワしている感覚があります。仕事や家事はできるけど、常に動いている中で作業をするので体の疲労は非常に強くなるだけでなく、脳への負担も大きくなります。すぐに疲れてしまう、集中力が保てない、ずっと横になっていたいなどの状態になります。

平衡感覚障害になりやすい人=三半規管の弱い人で個人差があって敏感な人というのはいます。その特徴として乗り物酔いしやすいとか、真っ直ぐ歩くことが苦手、ちょっとしたことでふらつきやすい、躓きやすい、などがあります。

他にも平衡感覚障害では、斜めに感じて右や左に体が傾く、身体が揺れる、フラフラする、気分の悪さなどもあります。また精神的な不安をお持ちの方も多いです。長期間、薬を飲んでも治らないため、抗不安薬を飲んでいる方も少なくありません。

病院で診断される平衡感覚障害

病院で「平衡感覚障害」を診てもらう場合は、主には聴力検査が目の動きの検査をします。はっきりとした結果が出ることは少ないので多くの場合は「原因不明」とされビタミン剤を処方されます。時には精神的なものと判断され心療内科を紹介したり、不安をとりのぞく漢方薬を出されることもあります。

あきらかな問題が見つかる場合は以下の症状を疑われます。

・良性発作性頭位めまい症

頭の位置が変化したときに出現する平衡感覚障害です。例えば、下を向いてスマホ操作をした時、寝返りを打った時、頭や顔を洗うために下を向いた時などです。耳の内部に炎症など見られない場合はこのように診断されます。
耳石の問題とされていますが、頭部の強い衝撃なしに耳石が動く理由は不明確であったり、症状が慢性化や再発したり、耳石が戻ったとしても平衡感覚障害が続くこともあるなど、不明点が多く、その理由に納得できない方が多くいます。

・メニエール病

回転性の平衡感覚障害や耳鳴り、難聴なども同時に発生する病気です。内耳にリンパ液が溜まること(内リンパ水腫)で起きるとされています。ストレス、疲労、寝不足などにより、内耳の排水機構に不具合が生じて浮腫みがおきるのではないかと考えられています。

・前庭神経炎

激しい平衡感覚障害が起きるのが特徴。発症数日前に風邪やコロナなどの上気道の感染症によって炎症が強くなったことが原因となる場合が多いです。炎症が引いても、数ヶ月ほど平衡感覚障害が続く場合もあります。

・突発性難聴

突然前触れもなく片方の耳が聞こえなくなる病気です。この時、難聴の症状だけでなく平衡感覚障害が同時に発生する場合もあります。ストレスや疲労、睡眠不足が引き金となって、ウィルス性感染などから内耳の血流低下をおこし、感音細胞の機能が低下すると言われています。約3割の人が平衡感覚障害を併発すると言われています。早期の治療によって、回復の程度が左右されます。

・慢性中耳炎

急性中耳炎が治りきらずに続いた場合、鼓膜の穴が開いたままの状態になっているのが慢性中耳炎です。鼓膜の穴から菌が入って感染をおこすと言われていますが、耳管など内部からの感染も考えられます。慢性中耳炎で急激な増悪時に平衡感覚障害を起こすことがあります。

・聴神経腫瘍

聴神経は音の聴こえや平衡感覚をつかさどる8番目の脳神経です。そこに腫瘍ができてしまうことで、平衡感覚障害を起こします。腫瘍そのものは良性ですが、大きくなって圧迫すると顔面神経に影響し顔面神経麻痺の症状を起こすこともあります。

・脳循環障害

脳の血流が不足して、平衡感覚障害を起こします。この時、小脳や脳幹など生命にかかわる部位なので注意が必要です。特に頭痛や意識障害などが出ている場合は脳出血を疑います。

平衡感覚障害にはさまざまな要因が隠れています。まずはお近くの耳鼻咽喉科の病院・クリニックに受診をして適切な検査と治療を受けるようにしましょう。

平衡感覚障害で鍼灸院に行く判断は?

平衡感覚障害が発生して、病名がつかない場合もあります。もしくは病名が付いたものの投薬だけでは症状が改善しない場合、大きい症状は改善したけど少し平衡感覚障害が残った場合。といった場合は鍼灸治療を選ぶ時です。もちろん、病院の治療と並行して鍼灸治療を受ける事もできます。

平衡感覚障害は耳だけの問題ではなく、上咽頭や顎、目、下半身などさまざまな影響を受けます。起立姿勢を保つ時に、身体のなかのさまざまな機能が調和をもって姿勢を維持していますが、どこに問題があるかを見つけることができるからです。鍼灸は調和を整える事を得意としています。

検査方法にも限界があります。聴力や目の動きの検査は結果であって、中の状態を直接診ているわけではありません。内耳の検査は構造上とても難しいというのがあります。耳の三半規管はとても小さいの、わずかな炎症があることで平衡感覚障害を起こす場合もあります。そこについては見落とされることもあります。当院の触診術は三半規管の状態が現れる皮膚の状態から判断できるので、検査で難しいほどの炎症であっても見つけることができます。

平衡感覚障害での当院の鍼灸治療

平衡感覚障害を改善するために必要なのは

1:耳内部の循環改善

2:首や足などの緊張緩和

3:目や鼻などの炎症改善

4:免疫系の改善

です。

耳内部の循環改善

平衡感覚の平衡の状態をキャッチするセンサーである三半規管が耳の内部にありますので、それが左右のバランスを保てるようにすることで平衡感覚が安定します。

内部のトラブルは炎症から始まります。三半規管だけでなく、炎症によりリンパ液が増えて内圧が高まることで平衡感覚障害を起こす場合もあります。他にも気圧のセンサーも耳の内部にありますので、炎症によって過剰な反応をする場合もあります。平衡感覚障害の改善に耳内部の循環改善が必要となります。

首や足などの緊張緩和

姿勢を維持するのは、耳からの情報だけでなく首や足からの情報も脳に伝えることで平衡を保っています。疲労などにより緊張しているとその機能が十分に果たせません。また平衡感覚障害によって姿勢を維持しようとして筋肉が疲労する場合もあり、それが別の平衡感覚障害のきっかけになる場合もあります。

目や鼻などの炎症改善

目からの情報も平衡を保つ大事な入力の一つです。ピントが合いにくい状態だと、距離感がつかめないので脳がパニックを起こしやすくなります。

鼻については耳管を介して耳の内部と繋がっているため、鼻炎があると耳のトラブルの元にもなります。さらに鼻の神経は目にも影響するので眼精疲労の原因になる場合もあります。平衡感覚障害をお持ちの方の多くが鼻炎を持っていることにも、その原因が考えられます。

免疫系の改善

元々は炎症であるというのが当院の考えです。ストレスや疲労、睡眠不足によっておきるのは免疫力の低下です。免疫力が下がった状態では細菌やウィルスに感染しやすくなっており、そこから耳や鼻が炎症をして、平衡感覚障害へと発展していきます。一度、治ったとしても炎症が発症した場所は再発もしやすくなります。

今後同じような平衡感覚障害で悩まない為にも体全体の免疫を高めておく治療を並行して進めます。特に多くの投薬を受けている人は内臓が疲労しており免疫が下がってしまっている場合も少なからずあります。

当院の平衡感覚障害の悩みを改善する鍼灸とは

原因を改善して、症状が発生しない身体をつくることが目標です。

丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。

そこから、体の構造や皮膚と筋膜の緊張緩和を踏まえて本当の原因を判断します。

当院の平衡感覚障害の施術の流れ

内耳(三半規管)と関係の深い反応点(ツボ)をさぐります。細いはりで刺激し、 平衡感覚の回復を促します。症状が長期化している場合は、目や鼻、首肩などの他の影響部位も考慮して治療します。

さらに温灸などで内臓の機能を高めます。
内臓機能の働きが改善することで自己回復力を高めていきます。

平衡感覚障害による自律神経の負担を下げます。
平衡感覚障害があると、自律神経が乱れます。日中に交感神経と副交感神経が調和をとっていますが、それがバラバラの動きをすることで胃のムカつきや動悸などの症状を起こします。

平衡感覚障害施術の特徴

全身+局所の回復をしていくとともに、平衡機能のポイントを中心とした耳の不調と目・首肩や足の筋肉回復力を高めて、症状が発生しない身体をつくることが目標です。

予防対策&早期回復として、ご自身で対処できる
お灸&ローラー鍼を使ったケアを指導します。