症状緩和期
通院開始時は症状を少しでも
早く緩和します。週1〜2回
ペースで2〜3週間ほどの通院が目安。
症状が少し楽になり、気持ちも落ち着いてきます。
薬を飲んでも改善しない逆流性食道炎
それ、胃ではなく自律神経の問題かもしれません

この記事の執筆者
ミントはり灸院 院長
森本 賢司
高度専門鍼灸師
【略歴】
神戸東洋医療学院卒業
神戸東洋医療学院にて河村廣定先生に師事
明治国際医療大学 大学院 修士課程 修了
神戸東洋医療学院 非常勤講師
【資格】
はり師免許証・きゅう師免許証

当院では逆流性食道炎(GERD)の原因を自律神経の乱れによって起こっていると考えています。
自律神経は脳に入ってくる身体の情報が、内臓の炎症や機能低下によって情報過多となることで、脳がパニックを起こして自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると胃酸が増えたり、胃の運動が低下するなどの不快感の原因となるわけです。
当院の鍼灸による隠れている内臓の不調を見つける触診と内臓の機能改善をする作用を使うことで自律神経の乱れを改善し、胃の働きを正常な状態に戻すことができます。
逆流性食道炎は、同じ症状でも原因は人によって異なります。当院では神経学の視点から、内臓の働きと自律神経の関係性を評価し、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。胃の動きの低下や神経の過敏状態など、見えにくい機能的な問題を捉えたうえでアプローチするため、原因に沿った調整が可能になります。
症状が出ている場所だけでなく、筋肉の硬さや自律神経、免疫の状態や心理面など全体を考慮して評価します。さらに、自律神経のバランスが崩れることで胃酸の分泌や消化機能に影響が出るため、その影響も踏まえて原因を見極めます。こうした複合的な視点から判断することで、表面的な症状にとらわれない本質的な原因にアプローチしていきます。
一時的に症状を抑えることだけでなく、再発しにくい状態をつくることを重視しています。内臓機能や自律神経のバランスが整うことで、胃の働きや食道の状態が安定し、症状が起こりにくい身体へと変化していきます。日常生活の中でも安定した状態を維持できるようにすることが、当院の施術の目標です。
予防として、ご自身で対処できるお灸&ローラー鍼を使ったケアを指導します。
逆流性食道炎は胃酸の過剰な分泌によって、胃の入り口を逆流し食道から口腔にいたるまで登ります。
酸性度の高い胃酸によって内側の粘膜を痛めてしまい、胸やけなどを感じます。近年増加傾向にあり、食の欧米化が原因だと言われています。
胃酸によって最小に痛めてしまうのが胃の入り口です。最初は傷ができて修復を繰り返すだけですが、そのうち白くなり、さらにびらん状にその形態を変えていきます。
傷の修復の過程でポリープなどの腫瘍が形成されます。
場合によって悪性腫瘍となり胃がんになるリスクが高まります。 胃がんも怖いですが、逆流性食道炎の影響はそれだけではありません。
それ以外の症状として一般的なのは「呑酸」が胃酸によって酸っぱさを感じることですが独特の口臭になることもあります。
他にも咳や口内炎、声の枯れなどの症状を起こすこともあります。

胃がんはもちろん怖いですが、口臭や口内炎については生活上のストレスとなります。
主な治療法としては、胃酸を抑える薬の処方と食事改善です。増えている胃酸を抑えたり、胃の粘膜を保護する粘液量を増やすことで症状を抑えていきます。
同時に食事による胃への刺激を抑える目的で刺激物を抑えたり、胃粘膜に負担のない食事を勧めることがあります。
ただ、どれも胃酸が増えている原因に対する治療ではありません。

これまでの食生活が胃酸を増やす理由にはなっていないはずだからです。
胃の働きは自律神経によってコントロールされています。
交感神経が有意になると胃酸は減り、副交感神経が有意になると胃酸は増えます。
交感神経といえばストレス、副交感神経といえばリラックスという一般的な説明が多いですが、決してそんなことはありません。
生体と内臓の局所の状態を逐一判断し、内臓を動かす2つの神経がバランスを保ちながら胃の働きを調整しています。

胃の不調はストレスが原因と言うのは正しくはありません。
胃の働きにおいて考えなければならないのが「胃運動」です。お腹が空くとぐーっと鳴るときに胃は小さくなりますが、食事後になると胃は激しく動くことで消化を促します。
何も食べていない時も細かく動いています。逆流性食道炎に悩む方の多くは胃の動きが少なくなっています。
胃運動も自律神経によって調整されますが、胃酸よりも複雑でパチパチと自律神経のスイッチをこまめに切り替えています。

こういった胃の働きから、「ストレス」や「食事」が問題ではないということです。
これまでの説明より、逆流性食道炎の本当の原因について解説しました。
病院にいってもなかなか治らない理由は
1:自律神経の不調が起きているから
2:自律神経の不調を起こしている別の原因が隠れているから
この2点によって胃運動が少なくなっていることが考えられます。
病院の投薬や食事制限では上記の問題は解決できません。

体内部のストレスを見つけることが難治性の逆流性食道炎を解決する上でのキーポイントになります。
当院は胃の不調を前提とせず、体全体で逆流性食道炎を判断するようにしています。
丁寧な触診をしていくと、隠れいている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。
そこから、体の構造や自律神経の影響を踏まえて本当の原因を判断します。
中には胃の不調なのに、顔に鍼をする患者さんも少なくありません。
食事のたびに、ちょっとストレスがかかるたびに胃薬が手放せない状況が続いている場合はいちど当院の鍼灸治療にお任せください。
丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。
そこから、体の構造や皮膚と筋膜の緊張緩和を踏まえて本当の原因を判断します。

身体の不調から関係の深い反応点(ツボ)をさぐります。
細いはりで刺激し、個々の症状を軽減していきます。

さらに温灸などで内臓の機能を高めます。
筋肉の自己回復力を高めていきます。

自律神経の不調は皮膚の歪みを増悪することがあるので、
負担が大きいところ(顔面部)については未然に防ぐために、
ローラー鍼で丁寧に刺激します。
「どれくらいで良くなりますか?」というご質問をよくいただきます。
ミントはり灸院では、一つの目安として約4ヶ月を改善までの期間としてお伝えしています。
ただし、症状の背景や体質、これまでの経過によって必要な期間・回数は大きく異なります。
早期に変化を実感される方もいれば、土台から丁寧に整えていくことで安定していく方もいらっしゃいます。
あなたの目的に合わせた提案をいたします。
通院開始時は症状を少しでも
早く緩和します。週1〜2回
ペースで2〜3週間ほどの通院が目安。
症状が少し楽になり、気持ちも落ち着いてきます。
症状が楽になるのを実感したら、「内臓改善期」として
7日〜10日に1回のペースで8回程度の通院。
隠れている内臓の炎症を回復します。
体が軽くなるだけでなく、体調の安定を目指します。
内臓が回復した状態を定着するための期間。
2〜3週に1回の通院になります。
症状が気にならないだけでなく、原因となった内臓が自己治癒力の向上によって
安定している体作りが目標です。
この段階で症状が大きく悪化しなければ、治療は終了となります。
ここまでが4ヶ月です。
1ヶ月に1度、体や内臓のチェックをします。
予防だけでなく充実した毎日なるセルフケアを提案します。
極細の使い捨て鍼で1~4mm程度の浅い刺入が基本です。強い痛みはほとんどなく、初めての方も安心してお受けいただけます。
当院は自費診療のみで健康保険は使用できません。保険の制限なく最適な治療を提供するための方針です。
症状の程度によりますが、3~6回の施術で胸焼け・不快感の変化を感じる方が多いです。初回に計画をご説明します。
完全予約制です。初回はカウンセリング・触診の後、完全個室で施術します。初回は90分程度をお見込みください。
初期は週1~2回のペースが効果的です。症状が安定してきたら2週間に1回、月1回と調整します。
はい、薬で改善しない逆流性食道炎にも鍼灸は有効です。薬は症状を抑えるものですが、鍼灸は消化機能と自律神経の乱れという根本原因を改善します。
胸焼けと喉の違和感(咽喉頭異常感症)は、胃酸の逆流と自律神経の過緊張が原因です。鍼灸で消化管の機能回復と自律神経バランスを整えます。
はい、深い関係があります。ストレスや自律神経の乱れが下部食道括約筋の機能を低下させ逆流を起こします。鍼灸で自律神経を整えることが根本的な改善につながります。
はい、食事管理と鍼灸を組み合わせることで相乗効果が期待できます。施術時に食生活のアドバイスもお伝えします。
はい、慢性化した逆流性食道炎にも鍼灸は有効です。長期にわたる場合でも、消化管の血流改善と自律神経の根本的な調整で、症状が大幅に改善したケースが多くあります。
全身+局所の回復をしていくとともに、いたみのポイントを中心とした皮膚の歪みと筋肉の弾力性を回復し、症状が発生しない身体をつくることが目標です。

予防&早期回復として、ご自身で対処できるお灸&
ローラー鍼を使ったケアを指導します。