ミントはり灸院・ぎっくり腰の症状・原因について

2023年11月11日

ぎっくり腰の症状・原因について

カテゴリ: 腰痛・ぎっくり腰

ぎっくり腰とは?

日常生活の中で、突然やってくるぎっくり腰。私たちの健康や行動そして心理面に大きな影響を与えます。その痛みや痛みが引いてからの違和感は、何気ない日常の動作を奪い、特に女性にとっては、仕事、家庭、そして精神的な健康にまで深い影響を及ぼし、気持ちに余裕がなくなってしまいます。

ぎっくり腰は、急な腰の痛みや動きづらさを引き起こします。日常のちょっとした動作や、重い物を持ち上げるときに、あるいはただ突然、その痛みが襲ってくることがあります。

ぎっくり腰の原因はさまざまで、姿勢の悪さや急な動作、筋力の不均衡が挙げられます。特に女性にとって、生理周期や妊娠、出産といった身体的変化が、腰の負担や痛みに影響を与えることがあります。また、ストレスや精神的な負担も、ぎっくり腰の発症に繋がることが報告されています。

一度でもぎっくり腰をしてしまうと再発の可能性は高く、その心配などは避けて通れない問題です。

この記事では、その症状や原因に焦点を当て、痛みのない健やかな生活を維持するための情報と対処法について解説します。また、日常生活での予防策やケア方法についても具体的に取り上げていきます。

ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰の痛みは次のような症状を伴います。ビリっとする激しい腰の痛み、ガッチがちに固まって動きの制限、体を起こしたり座ったりすることが難しいこと、筋肉のこわばりや緊張感、または臀部や下肢に痛みやしびれが広がることがあります。

一般的に、ぎっくり腰の症状が軽度で短時間で緩和される場合、自宅での自己ケアや安静、温熱療法、軽いストレッチなどで症状が改善することがあります。しかし、次のような場合には専門家や医療機関を受診することが望ましいです。

重度な痛みと慢性的な症状: 痛みが非常に激しい場合や数日経っても痛みが緩和されない場合は、医師の診断を受けましょう。

痛みに伴う神経症状: 下肢にしびれ、痺れ、力が入らないなどの症状が伴う場合は、神経へのトラブルが考えられるため、速やかに専門家に相談しましょう。

ぎっくり腰の再発: 過去に同様の症状を経験している場合や、症状が慢性化している場合は、医師の診察が重要です。

痛みが活動を妨げるほど強い場合: 通常の活動を行うことが難しいほどの強い痛みがある場合は、医師または鍼灸などに相談しましょう。

 

ぎっくり腰の原因

急な動作や日常生活での誤った姿勢が主な要因とされます。急激な運動や物を持ち上げる際の無理な姿勢が、腰部の筋肉や靭帯に負担をかけ、それがぎっくり腰を引き起こすことがあります。

例えば、荷物を持ち上げるとき、椅子から立ち上がるとき、不意に姿勢を崩してバランスを取ろうとしたときなどがあります。

他にもゴルフなどのスポーツをしていてなる場合もあります。珍しい例だと横向き姿勢でTVを見ていただけでぎっくり腰になったケースも当院ではありました。

女性の場合、妊娠や出産後の身体の変化、ホルモンバランスの変動も、腰部の筋肉や関節に影響を及ぼしやすい要因とされています。特に妊娠中や産後、体重の変化や姿勢の変化が腰部に負担をかけ、ぎっくり腰のリスクを高めることが報告されています。

さらに、内臓の疲労やストレスや精神的な負担も筋肉の緊張を引き起こし、ぎっくり腰のリスクを増加させる要因の一つです。

ぎっくり腰の治療

一般的な治療としては、受傷の段階に合わせた、応急処置、医師の処方、再発予防があります。

応急処置(初期対応)

ぎっくり腰の初期治療はその後の回復を早めます。急激な痛みや運動制限がある場合、最初の24〜48時間は安静にして下さい。安静を保ちながら、氷や温熱パッドを使って痛みを和らげましょう。氷は炎症を抑え、温熱療法は筋肉の緊張を和らげます。楽な姿勢を保ちつつ、ゆっくりとした軽い運動やストレッチを行い、筋肉を緩めてください。これだけでも多くのぎっくり腰の痛みを軽減できます。

医師の処置

痛みが強いなど症状が重い場合や自己ケアが効果がない場合は、医師の診察やプロの判断がオススメです。痛みや症状の程度を評価し、痛みを和らげるための処方薬、例えば痛み止めや炎症を抑える薬が処方されることがあります。神経や骨などに問題がないか?を判断してくれます。症状の軽減を助けるために筋肉をリラックスさせる筋弛緩剤や、神経痛に対する神経伝達を抑える薬が処方されることもあります。

再発予防

ぎっくり腰の再発予防は、早期から運動を取り入れることが有効です。専門家や理学療法士の指導の下で、適切な運動やストレッチを行うことで筋力を回復し柔軟性を向上させることができます。これにより、再発を防ぎつつ、回復を促進します。
マッサージや物理療法も有効な治療法の一つです。筋肉を緩めることで、痛みを和らげ、血液循環を促進し、炎症を抑える効果があります。

鍼灸治療の場合

鍼灸の場合は固くなっている筋肉や痛くない姿勢をとることで発生した他の痛みなども対応しています。また内臓疲労からぎっくり腰になる場合も少なくありませんので、回復から再発予防までを広くカバーできるのが鍼灸治療となります。

注意点

ぎっくり腰の治療には個人の状況に合わせたアプローチが必要です。過度の運動や無理な姿勢は症状を悪化させる可能性があるため、医師や専門家の指導に従いましょう。また、治療中は日常生活での適切な姿勢や動作の保持、過度の負担を避けることも重要です。

 

当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です。《年間10,000人超の実績》六甲道駅3分”六甲院”と三ノ宮駅6分”三ノ宮院”の2店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。