ミントはり灸院・モートン病の症状・原因について

2023年11月17日

モートン病の症状・原因について

カテゴリ: しびれ・神経痛

モートン病とは

モートン病(またはモートンニューローマ)は、足の親指と第2趾(人差し指)の間にある神経に炎症が生じて痛みなど(しびれ、灼熱痛)を感じる病気です。人によっては第3趾と4趾の向かい合う側に発生する場合もあります。患部には少し腫れている感じがあります。

具体的には、足底に存在する神経が圧迫され、腫れや痛み、しばしばしびれや刺すような感覚を引き起こします。初期症状としては足の裏の痛みですが、少し休めば改善されるなど痛みも軽くなります。この病気は40~60歳代の女性によく見られ、特に狭いつま先の靴を履くことや、つま先立ちのような姿勢を取ることが原因となることがあります。悪化すると歩くだけで足の指が痛い感じがしてきます。特徴的な外見として外反母趾やガングリオンが見られる場合があります。

モートン病の原因

神経が圧迫されることにより発生されると言われています。メカニズムとしては足の骨と筋肉の間で神経が通る際に、筋肉の緊張によって圧迫や摩擦が生じること言われており。高いかかとやつま先の細い靴、足の骨の変形、足のアーチの低下などもリスク要因となります。

モートン病の診断

主に患部を叩いたり(ティネルサイン)、挟む(Mulderテスト)などの圧迫を加えたときの圧痛を確認し、画像検査(X線、MRI)も用いられることもあります。モートン病に似た症状としてある足底腱膜炎や足根管症候群などの別病気を鑑別するために行われます。

病院でのモートン病の治療

適切な靴の選択やインソールの使用や足の負担を軽減するように努力してもらう場合や、炎症を軽減するための薬物療法が行われることがあります。進行した場合や保守療法が効果的でない場合には神経剥離術や神経切除術などの手術が検討されることもあります。

モートン病は早期に適切なケアが行われれば予防や管理が可能な病気であり、症状が見られる場合は医師に相談することが重要です。

 

どうしても手術をしたくない場合は鍼灸治療がオススメです。

鍼灸でのモートン病の治し方

筋肉の緊張を緩和することがモートン病の解決になります。
神経の圧迫による痛みは神経生理学は考えにくく、その多くは筋緊張による感覚異常(過敏になる)だからです。

モートン病で悩む人の多くが、足首や足の指の間の筋肉が固くなっていることがあります。立ち仕事などによる疲労の蓄積によるものか、ストレスによる内臓疲労によるものか、そのどれかが考えられます。

足趾の周りの筋肉、アキレス腱に着く筋肉を丁寧に触診をしていくと手術をしなくても解決できる場合もありますので一度ご相談ください。

 

当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です。《年間10,000人超の実績》六甲道駅3分”六甲院”と三ノ宮駅6分”三ノ宮院”の2店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。