ミントはり灸院・顔面神経麻痺になってブロック注射をしても改善しないのはなぜか?

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2020年4月14日

顔面神経麻痺になってブロック注射をしても改善しないのはなぜか?

カテゴリ: 顔面神経麻痺

顔面神経麻痺になった後に、ブロック注射を受ける方は少なくありません。しかし、ブロック注射をしても、あまりよくならないという方もいるようです。なぜ改善しないことがあるのでしょうか。今日は、その理由について解説します。

耳鼻咽喉科の次はペインクリニック

顔面神経麻痺になった方にお話を聞くと、「最初に耳鼻咽喉科に行って、そのあとペインクリニックに通院した」という方が増えてきています。ご自身の周りにも、そのような方がいらっしゃいませんか?

ペインクリニックは、痛みを主な症状とする病気を診る専門科で、麻酔科医が担当する治療です。最近では、広く知られるようになってきました。主に、神経ブロック注射による治療を行っており、ギックリ腰などでお世話になったという方もいるのではないでしょうか。

ブロック注射というのは、背骨の神経にある神経根というところに麻酔薬を注射して、痛みを緩和する治療方法です。神経根に注射をすることで神経の血流を改善し、つらい痛みを和らげます。

ブロック注射の適応範囲は広く、全身の痛みに使われており、顔面神経麻痺にも、ブロック注射治療が行われています。

顔面神経麻痺へのブロック注射は、実際に経過が良い方も多いようです。悩まれている方は、一度行ってみることをおすすめします。総合病院では独立した科として設置されており、個人クリニックも増えています。

局所の改善だけでは治らない場合もある

ブロック注射は高い効果が見込まれる治療法で、多くの医療機関で行われています。もっとも、それでも期待するような効果を実感できない方も中にはいます。それは、ブロック注射では痛みに働きかけることはできても、痛みの原因までは治療することができないからです。

ブロック注射は、患部の神経の異常な興奮を抑える鎮静作用のある治療法です。痛みがあると神経が興奮して、血管などが収縮します。その結果、患部の血行が悪くなり、さらに痛みが増してしまうことにつながります。ブロック注射を受けると、こうした痛みの連鎖をブロックすることが可能になります。

ただし、ブロック注射では、なぜ神経が興奮してしまうのか、興奮を起こす原因そのものを見つけることまではできません。原因に働きかけなければ、本当の回復を目指すのは難しいでしょう。特に顔面神経麻痺が長期化、慢性化している場合は、ブロック注射の効果も限定的だといわれています。

症状が長く続いている場合などは、ブロック注射を受けても、十分回復しない場合もありえます。このようなときは、別の方法を考えなければなりません。

神経も大事、筋肉も大事

ブロック注射でも十分な改善が得られなかった方に当院がおすすめするのは、神経だけでなく、筋肉も同時にケアする方法です。

ブロック注射は、もっぱら神経をターゲットにしている治療ですから、神経の回復に対しては、一定の高い効果が期待できるものです。

しかし、顔の表情を作るのは、神経だけではありません。筋肉の動きやすさや柔軟性も、とても重要な要素です。たとえ神経が元気になったとしても、筋肉が引きつれてしまっているようでは自然な表情をつくることはできないでしょう。美しい表情には、神経も筋肉も、どちらも大切になるのです。

筋肉の緊張を解き、しなやかさを回復させるなら、鍼灸がおすすめできます。鍼灸は、鍼や灸を用いて筋肉の緊張をゆるめ、血行を良くする治療方法です。凝りかたまった筋肉をゆっくりほぐし、柔軟性を回復するのに役立ちます。

痛みやつらさには必ず原因があり、 同じように見える症状であっても、人によって原因はさまざまです。その方だけの原因を探って適切な対処を行わない限り、根本的な改善は見込めません。 当院では、その方に合ったオーダーメイド鍼灸を行っています。あきらめる前に、一度お気軽にご相談下さい。 相談しながらご一緒に改善していきましょう。

顔面神経麻痺の症状解説はこちら

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