ミントはり灸院・不妊治療の現状とカラダが大切であるという理由

2013年5月9日

不妊治療の現状とカラダが大切であるという理由

カテゴリ: 不妊症・逆子・つわり

 

耳と自律神経の鍼灸治療
神戸・灘区・東灘区の鍼灸院「ミントはり灸院」森本です。
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●不妊治療の現状とカラダが大切であるという理由

厚生労働省から「不妊治療をめぐる現状」という資料が発表された。

内容は幅広いので、箇条書きで説明していくと

・出生率は1.39と改善しているがまだ楽観できない状況
・10年間で35歳以上の出産が倍増している。
・全出生児に対する体外受精出生児の割合は毎年増加しており2010年では2.7%
・不妊治療への助成制度の支給は6年で10倍

そして

体外受精の実施数(平成22年)として

新鮮胚を用いた治療
延べ人数:67,714人
出生児数:4,657人
胚移植から出生に至る確率:15.9%

凍結胚を用いた治療
延べ人数:83,770人
出生児数:19,011人
胚移植から出生に至る確率:22.4%

顕微鏡受精を用いた治療
延べ人数:90,667人
出生児数:5,277人
胚移植から出生に至る確率:13.59%

合計
延べ人数:242,161人
出生児数:28,945人
胚移植から出生に至る確率:11.95%

という実績が出ています。

年々増えていく不妊患者さんの状況がわかる報告ですね。

助成制度があることで、以前よりも金銭的な負担を軽減することができました。

その結果、高年齢での不妊治療、体外受精に移行を早める、期間を空けずに回数を多くする、といった治療になったと予想されます。

以前よりも敷居が低くなったということは評価できます。

ですが、以前の体外受精の確率は25%~30%と言われていましたので、それを考えると合計での12%は非常に低い割合となっています。「体外受精をすれば妊娠すると思っていた」と不妊治療を始めるまで考えていて、ショックを受けた方は多いそうですが、この割合には私も驚きました。

良い点もあれば、相反して負の部分も出てきたのでしょう。

しかし、体外受精という方法を考えると納得のいかない部分もあります。受精卵を子宮内に戻すところまでは完璧にできているわけですから、実施数が増えても確率は変わらないはずです。

そこに、着床をするのに必要なのは、元気な受精卵だけではなく、子宮や身体の健康度であると当院では考えています。

実際に新鮮胚と凍結胚で比べると約7%ほど上がっています。凍結することで受精卵が元気になるのかというとそうではありません。

これは、採卵直後は卵巣の過敏症が起きたりなど子宮や身体への負担が大きいので、一度生理にするなどの期間を設けることで身体の回復を目的としています。

およそ1周期~2周期程度の期間を作るだけでも7%の着床率UPがあるわけです。

身体の健康度が着床率を改善させる効果があることを表しているということです。

厚生労働省のレポートの最後には助成制度の見直しが検討されるとありました。国の財源を考えると、複数回の体外受精にある程度の歯止めをかけるのかもしれません。

これからは、数打てば当たるではなく、しっかりと身体の状態を良くしてベターではなくベストな状態で移植に臨むことが必要であるわけです。

 

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