ミントはり灸院・新人長谷川の研修メモ(11)~初練習編〜

2020年5月8日

新人長谷川の研修メモ(11)~初練習編〜

カテゴリ: 新人教育

こんにちは、
ミントはり灸院の長谷川 夏鈴です。

最近暖かくなって春服が着れるので気分が上がってます☀
春は一瞬で過ぎ去ってしまうので
今まで着れなかった服を楽しみたいですね。

今日は初めて鍼の練習をしたので、その様子をご紹介します。

では練習スタート!!

肩まわりの筋肉への鍼

筋肉の反応は比較的見やすいので、
そちらから練習していきます。

学生時代、筋肉を狙う際は直刺や斜刺を使うことが多く、
横刺を使うことはほとんどありませんでした。
しかし、反応点治療では横刺も使います。

よく使うのは僧帽筋など広い範囲に反応が出る筋肉をねらう時です。
筋繊維に対して垂直に横刺にすることによって多くの筋繊維を刺激でき、
少ない本数で効果を出すことができます。
これがなかなか難しいです😱

横刺に慣れておらず鍼が立ってしまったり、
思うように進められず狙った筋肉に届かないことも💧
またうまく鍼を進められないと、
刺激できる範囲も少なく何回も打ち直す必要があります。

私は今まで両手で鍼を送り込んでいました。
しかし、肩まわりはカーブが多くて押手がうまくおけず、進みませんでした。
片手で刺入を行う先生もいるので、狙う筋肉によっては
そういう技術も必要だと感じました。

内臓への刺激

反応点治療ではお腹を触診し、内臓の状態も診ていきます。

学校の授業でも行いましたが
筋肉のようにはっきりと反応が出ることは少ないので、
初めは何が違うのかわかりませんでした。

とりあえず反応を診てみる
     ↓
悪そうなところに刺激をする
     ↓
どう変わったかまた触診する

この流れを繰り返すことで少しずつですが、
これが悪い反応なのかな?と感じることができました。


今回の練習では岩橋先生の指示で子宮、大腸、胃を治療しました。

お腹は鍼、お灸、そして、ローラー鍼で刺激します。
まずはローラー鍼を使いました。

今まで片手でローラーしていましたが、
岩橋先生から両手を使った方がいいと言われました。
片手で他の部位の反応を診たり、
刺激する範囲を左手で押さえて、右手でローラーしていきます。
その方が、効率がよく施術時間の短縮に繋がります。
実際やってみると、いつもより早く反応が良くなったように感じました。

両手で行うとプロっぽく
見えますね✨

最後にローラーをしてもなかなか良くならないところに
切皮を繰り返していきます。
何回も行うのでスピードが必要ですが、
片手挿管が苦手ですごく時間がかかりました💦
やっぱり基礎は大切ですね。
学生の皆さんはぜひ今のうちに
片手挿管の技術を磨いておいてください!




以上、初めての練習の模様でした!
卒業してからほとんど鍼をする機会がなかったので
思い出すいい機会になりました。
特に横刺は要練習ですね💪

今は接客練習が主なので
鍼を触る機会は少ないですが
合間を見つけてどんどん練習したいです✨

次回もお楽しみに♪

当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です。《年間10,000人超の実績》六甲道駅3分”六甲院”と三ノ宮駅6分”三ノ宮院”の2店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。