ミントはり灸院・偏頭痛の隠れた原因である顎

2018年8月3日

偏頭痛の隠れた原因である顎

カテゴリ: 頭痛・偏頭痛

顎がポイント

偏頭痛と付き合っていくには

日本の4人に1人は頭痛持ちで、週に1回以上頭痛を感じていると言われています。特に偏頭痛持ちの人は吐き気を伴ったり、仕事や日常生活に支障を来すことが多いのでかなり悩まれています。

偏頭痛の薬は痛くなる前に飲まないと効かない、満員電車で偏頭痛が来ないか心配、頭痛があると仕事の効率が落ちる…などと偏頭痛から来るストレスもお持ちです。
また頭痛薬を飲むこともストレスに感じてしまうという人も増えてきました。

そんな偏頭痛を少しでも和らげる方法をご紹介します。

偏頭痛と顎の意外な関係性

偏頭痛で痛みを感じるところというのは、噛む筋肉が関係しています。口を開けると側頭部(こめかみあたり)も動きますよね。噛むときは顎と側頭部の筋肉が共同して動くのです。
つまり顎が疲れると側頭部も疲れます。

側頭部のズキンズキンした痛みは顎とも関係があるのです。

顎関節症と偏頭痛

顎と関係があるとなれば、最近増えている「顎関節症」でも偏頭痛を伴うことがあります。
顎がずれた状態が長く続くと顎周りの筋肉が緊張するので頭痛へと発展するのです。

口を大きく開けるとカクッと音がする、口を開けるときに痛みを生じるという人は一度歯医者さんで診てもらいましょう。顎関節を治したら頭痛がなくなったという例もたくさんあります。

虫歯があると顎が疲れたり痛くなることも

虫歯になると虫歯がある歯をかばおうとして、虫歯が無い方の歯で噛んでしまいます。それが筋肉の緊張を起こし顎の疲れや痛みに発展しまうこともあるのです。

また歯の炎症や親知らずなどによっても筋肉の緊張が起きてしまいます。
定期的に歯医者さんで歯科検診を行うことは大切です。

朝から頭がズキズキするなら食いしばりかも!

朝から頭がズキズキするなら寝ている間の「食いしばり」「噛み締め」があるかもしれません。
他にも舌に歯の跡が付いている、朝起きたときに顎やこめかみが痛い、歯茎や歯がしみるという症状があるなら食いしばりが疑われます。
寝ている間だけでなく、普段から姿勢を正し唇を閉じた状態でも上の歯と下の歯がくっついていれば食いしばりが起こっている可能性が高いです。

食いしばりは精神的ストレスや噛み癖、元々の歯並び、噛み合わせなどが原因となり引き起こされます。
食いしばることで歯が欠けていき、更に顎に負担がかかるという悪循環に陥ります。

顎に負担がかかると筋肉が緊張し、ズキズキする偏頭痛を招いてしまうのです。

顎をマッサージしましょう!

まずは最も噛むときに使う顎の筋肉を手のひらで回すようにマッサージしましょう。気持ちがいいと感じるならば側頭部が疲れている証拠です。

テレビを見ながら、お風呂に浸かりながら、朝の洗顔のときでも構いません。
ローラー鍼をお持ちの方はローラーで優しくコロコロと転がしましょう。
美容ローラーでもきちんと代用できます。

毎日こうしてマッサージをするだけでも顎だけでなく精神的にも緊張がとれていきますよ。

顎関節症の症状を和らげる体操なんかもあるので、ぜひ歯医者さんやインターネットで調べてみてくださいね。

顔周りの不調なら鍼灸治療

このように顔周りの不調は色んなところが関係し合っています。
特に偏頭痛は厄介なので、ぜひとも頭痛薬を卒業してスッキリした毎日を送りたいですよね。

当院のカウンセリングで「○○の不調は実は○○が原因なんです」とお伝えすると皆さん驚かれますが、「確かにこんな不調もよくあります」と関連していることを納得されます。

人によって違うので当院では一人一人に合わせたオーダーメイド治療を行っています。
ぜひ気になる際はご連絡お待ちしております。

頭痛の症状解説ページはこちら

当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です。《年間10,000人超の実績》六甲道駅3分”六甲院”と三ノ宮駅6分”三ノ宮院”の2店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。