ミントはり灸院・顔面神経麻痺の後遺症に鍼灸治療は効果があるのか?

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2020年4月14日

顔面神経麻痺の後遺症に鍼灸治療は効果があるのか?

カテゴリ: 顔面神経麻痺

今回は、顔面神経麻痺の後遺症が残ってしまった方に向けて、鍼灸治療がどのように役に立つのかについて紹介したいと思います。

正しい治療をしたけど後遺症で悩む人は多い

顔面神経麻痺は適切な治療を受ければ、回復できる病気です。しかし、後遺症に悩まされている方も少なくありません。

「発症後、すぐに耳鼻科に行ってきちんと治療を受け、そのあと自分でもマッサージもしてみた。それなのに、いつまでたっても何だか具合が悪い」という声を聞くことがあります。いったんは治ったと思ったのに、なかなか体調が戻らないというのは、とてもつらいものですね。

いろいろな患者さんを見ていると、どうやら、顔面神経麻痺を発症してから1か月くらいを境に症状が残るケースが多いように思います。顔面神経麻痺で何らかの後遺症が残るケースは、意外に多いものです。

後遺症と聞くと「もう治らないのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、より正確に言えば、これは「治りが悪くなっている」という状態に過ぎません。

適切な治療を選んで継続していけば、回復が期待できるのですから、諦めないようにしましょう。

とはいえ、同じ治療を続けるのは得策ではありません。ただ待っていても、これ以上良くなることは期待できないのですから、違和感が残っていると感じた段階で、他の治療法を検討することが大切です。

最も多いのが顔が重たい、違和感が残る

顔面神経麻痺の後に残る症状として最も多いのは、顔が重たい感じする、違和感やひきつれを感じるというものです。

顔が動かしにくいので、何となくいつも顔が全体が重苦しく、だんだん動かすことがおっくうになってきます。こうなると、余計に顔を動かさなくなり、ますます回復しにくくなってしまうため、注意が必要です。

ただし、このような状態でも、外見がすでに8割程度回復しており、顔面神経麻痺の症状はほぼありません。ご本人が感じている違和感は、言われなければ周囲の人が気づくことはないでしょう。これが、つらいところです。

食事や会話をするたびに顔の動かしにくさを感じるのは、とても大きなストレスになります。さらに、そのストレスを周囲の人にはわかってもらえないため、ますますつらい気持ちになってしまいます。

そんなときは、無理に人と接しないで、自宅で静かに過ごすことが大切です。精神的なストレスを抱えてしまうと、せっかく良くなってきたのに回復を妨げてしまいます。「焦らず、ゆっくりマイペース」を心がけましょう。

顔以外の筋肉や内臓の影響がある

顔に何らかの違和感が残ってしまった場合には、できるだけ早く次の対処法を考えることが重要です。そのままの状態でただ待っていても、いつか自然に治るということはほぼないからです。

ですから、何かしらの方法で回復を図っていくことが大切です。

この点、顔に違和感が残るような後遺症では、どうしても表情筋など、顔周りのことだけが気になってしまいます。しかし、実は表情筋だけをみていると回復が遅くなってしまいます。表情を作るには、表情筋だけでなく、首の筋肉や咽の状態なども影響しているからです。

そのため、顔とその周辺部分までを広くとらえて、刺激を与えるなどの治療を行うことが大事になります。また、小さな炎症の再発も考えられるので、腹部の内臓も確認する必要があります。

このように、顔面神経麻痺の後遺症が残ってしまった場合には、これまでとは違うアプローチが必要になってきます。

もし、何らかの後遺症が残ってしまってお悩みでしたら、一度当院にご相談いただければと思います。

鍼灸治療では、顔とその周辺の血流を改善することで、麻痺の回復を促すための施術を行います。鍼には、筋肉の緊張をほぐす作用があるので、顔面神経麻痺でかたくなってしまった筋肉を弛緩させるのに役立ちます。

1つの病気・症状に対する治療法は、1つではありません。さまざまなアプローチの仕方があることを、ぜひ知っておいてください。

顔面神経麻痺の症状解説はこちら

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