2020年4月23日
新人長谷川の研修メモ(4)〜言葉遣い編〜
カテゴリ: 新人教育
こんにちは、
ミントはり灸院の長谷川 夏鈴です。
先日、初めて患者さんをベッドにご案内しました。
ほんの一言二言なのにとっても緊張しました。
言葉につまってしまい、ぎこちなかったです😣
でもそれは考えて喋ろうとしているから起こるんです。

まだ笑顔がぎこちないですね💦
ミントでは言葉遣いにも想い・考えが込められています。
今回はそこに注目して、ご紹介します。
鍼灸師の立ち位置
鍼灸師は進む方向に対して患者さんの「半歩前を歩く」ことが必要だと教えていただきました。
ゴールに向かって患者さんの前を進むのは大学のドクターのような人です。ゴールはこっちだ!ついてこい!という形で引っ張ってくれます。しかし、ほとんど後ろを振り返りません。
主導権はドクターにあり、患者さんはそれに従います。
横並びで一緒に歩くのは看護師のような人です。
隣で支え、応援してくれる存在です。
そのため患者さんが相談しやすいのも特徴です。
後ろからついていくのは整骨院やエステの施術者に多いです。
骨盤矯正、マッサージ、鍼どれにしますか?など患者さんに決めてもらうことが多いです。このときの主導権は患者さんにあります。

では半歩前とはどういう存在なのか?
患者さんより前に立っているので、主導権は鍼灸師にあります。
目標に向かって引っ張る存在です。
そうすることで患者さんが頼りやすくなります。
しかし前を歩きすぎて置いていってしまってはいけません。
時には横に並び相談に乗ったり、励ます必要があります。
半歩前にいればいつでも手を差し伸べる事ができるのです。
これを意識すると言葉遣いは変わるはずです。
半歩前の言葉遣い
半歩前だから上から目線で喋ればいいという訳ではありません。
患者さんに安心してもらうため、丁寧な言葉遣いは必要です。
逆に自分を下げて言う必要はありません。
例えばベッドに入ってもらう時は
「何番のお部屋に入っていただけますか?」ではなく
「何番のお部屋にお入りください」と言っています。
疑問形だと主導権は患者さんですが、
言い切ることでそれが鍼灸師になるからです。
なので、丁寧な言葉遣いを意識するだけではなく、
鍼灸師の立ち位置を考えて言葉を選ぶ必要があります。
ここまで言葉遣いを気にしたことはないので全然慣れません。
言葉に詰まることも多いです。
それでも一つ一つ責任を持ってやっていこう。
そう思いました。
以上言葉遣い編でした。
【次回予告】
ミントにはどんな先生がいるの?
入社半年後の姿とは?
この2つに迫っていきます!お楽しみに♪
当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。