ミントはり灸院・炎症はぶり返す

2010年10月13日

炎症はぶり返す

カテゴリ: 腰痛・ぎっくり腰

 

耳と自律神経の鍼灸治療
神戸・灘区・東灘区の鍼灸院「ミントはり灸院」森本です。
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こんにちはミントミントはり灸院の森本です。

鍼灸師は何を治すと思いますか?

まずは筋肉や皮膚の引きつれから起こる「痛み」
そして、内臓の不調によって現れる「つらさ」

あと一つあります。

それは「心」です。

鍼灸治療は約1時間
その間はほぼ患者さんの近くにいます。

その中で、症状や体の話だけではなく、悩みや愚痴なども聞くことがあります。
なんでも思っていることを話す事で、ストレスが解消されますよね。

話しやすい技術や方法を「傾聴」と言います。
現代の医療では「傾聴」が行われていません。
3分診療では限界があるわけです。
(精神科や心療内科ではカウンセリングがあります。)

専門のドクターのような知識はありませんが、
静かに伺い、心の錘をちょっとでも軽くできればと思っています。


炎症はぶり返す


痛みは神経の先にある受容器が興奮する事で発生します。
その興奮は、機械的な刺激が一般的です。

機械的な刺激とは、叩いたり、切ったり、刺したり
などの物理的な刺激の事です。

それとは別に、痛みが発生する場合があります。

それは化学的な刺激です。

皮膚の上に唐辛子のペーストを塗るとヒリヒリします。
これは唐辛子にあるカプサイシンによって、受容器が興奮しているわけです。

この、物質による痛みの代表例として「炎症」があります。
炎症がおきると、その場所から「ブラジキニン」という
発痛物質が出ます。(他にもあります。)
この物質の作用によって、組織の回復が始まります。

この発痛物質には特徴があります。
液体なので、血流が良くなると
痛みが弱くなります。

洗い流されるわけですね。

もう一つは、炎症があるかぎり物質は出続けます。
物理的な刺激は、それが終わると痛みは無くなりますが
炎症は完治しない限り、痛みが続くわけです。

そして、これこそが、ぶり返す痛み=慢性痛の原因の一つです。

鍼灸治療で多くの痛みは改善します。

それは、鍼による自己麻酔、局所の循環改善
そして、筋肉の弛緩の効果です。

ですが、炎症による痛みは「ぶり返し」ます。
炎症が治まるには、少し治療回数が必要な場合があります。

よくなった上げ上げ→元に戻った↓↓
と感情の波がどうしても起こります。
この途中で「挫折」してしまう方が多いようです。
「痛み」を早く治したいと思っているので、当たり前の感情なんですが。

慢性痛の難しさはここにあると感じます。

 

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土日祝日:9時~17時 不定休
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当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です。《年間10,000人超の実績》六甲道駅3分”六甲院”と三ノ宮駅6分”三ノ宮院”の2店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。