■症例4 難聴を伴う顔面神経麻痺

患者
神戸市垂水区 20代男性
来院
202X年4月
症状
2ヶ月前に顔面神経麻痺(右)を発症。同側の耳にも低音の聴力低下を発症した。現在も続いている。MRIでは異常なし。2週間のステロイド治療をして、現在は代謝を良くする薬を飲んでいる。顔が動かないことで眠りも浅くなった。仕事の昼食時間でも短い時間で食べることができないため食事量も少なくなっている。大好きな焼肉にもいけないためストレスが溜まっている。
既往歴として小学生の頃からアトピーがあった。
既往歴として小学生の頃からアトピーがあった。
治療内容と経過
腹部を触診すると胃と肝臓に反応があった。肝臓はアレルギーがある人に出てくるサインで今はそれほど目立たないが大人になっても続いているものと判断した。胃については以前から暴飲暴食をすると食後すぐにお腹の音がなり、胃痛がすることが多かったとのこと。咽の反応もつよく、毎朝が痰の量が多くて絡むことが多いとのことだった。
顔面部では大小の頬骨筋、咬筋の反応が強かった。咽の胸鎖乳突筋や後頭部の後頸筋の反応も強くなっていた。
以上のことから顔面神経麻痺の炎症が改善しているが、咽の炎症と食いしばりによる筋肉の緊張が影響して動きの回復が遅れていると判断した。緊張部位を緩めてセルフケアをしてもらうことを治療方針とした。
2回目:施術後から目が楽になったと感じ、顔の動きが軽くなった
4回目:普段動かない顔の筋肉が動いた感じがあった。痰の量も減ってきた。
6回目:鏡越しでの見た目の違和感はなくなった。
9回目:口の開きが前歯が見えるくらい大きくなった。
15回目:目と口の痙攣がたびたびあった。病院からは発症後半年で形成手術を勧められた。
22回目:痙攣は続くものの、口の動きはさらに大きくなってきた
25回目:病院を退院(手術は断った)、外食いろいろと行けるようになり食べる量はもとに戻った。
仕事が忙しくなり、顔の違和感は残るものの食事は楽しめるようになったため卒業となった。
顔面部では大小の頬骨筋、咬筋の反応が強かった。咽の胸鎖乳突筋や後頭部の後頸筋の反応も強くなっていた。
以上のことから顔面神経麻痺の炎症が改善しているが、咽の炎症と食いしばりによる筋肉の緊張が影響して動きの回復が遅れていると判断した。緊張部位を緩めてセルフケアをしてもらうことを治療方針とした。
2回目:施術後から目が楽になったと感じ、顔の動きが軽くなった
4回目:普段動かない顔の筋肉が動いた感じがあった。痰の量も減ってきた。
6回目:鏡越しでの見た目の違和感はなくなった。
9回目:口の開きが前歯が見えるくらい大きくなった。
15回目:目と口の痙攣がたびたびあった。病院からは発症後半年で形成手術を勧められた。
22回目:痙攣は続くものの、口の動きはさらに大きくなってきた
25回目:病院を退院(手術は断った)、外食いろいろと行けるようになり食べる量はもとに戻った。
仕事が忙しくなり、顔の違和感は残るものの食事は楽しめるようになったため卒業となった。
考察
本症例の顔面神経麻痺は、最初のステロイド治療の効果が高かったため、来院時の炎症はかなり改善していた。神経の炎症が改善したとしても麻痺や運動時の違和感は残る場合が多い。神経の損傷が影響しているが、筋肉が動きやすい状態を維持していれば再生はされていく。動きやすい状態というのが大事でそれを阻害する要因はさまざまでその人それぞれの生活や仕事、体の特徴に合わせて対策をしていかないといけない。
バイオフィードバックに基づいた顔面のマッサージも必要だが、それはプラスの要因になる。同時に阻害する要因の対策を同時に行うことで回復が早くなる。
本症例は見た目よりも食べることを大事にしている患者だったので、それが18回を過ぎた辺りで毎回のように外食の話をしてくれるようになった。
治療の終盤では少し太ったように感じた。胃が疲労するほど食べるのは、よく考えて欲しいと言って、「わかりました!」と自然な笑顔で卒業となった。
バイオフィードバックに基づいた顔面のマッサージも必要だが、それはプラスの要因になる。同時に阻害する要因の対策を同時に行うことで回復が早くなる。
本症例は見た目よりも食べることを大事にしている患者だったので、それが18回を過ぎた辺りで毎回のように外食の話をしてくれるようになった。
治療の終盤では少し太ったように感じた。胃が疲労するほど食べるのは、よく考えて欲しいと言って、「わかりました!」と自然な笑顔で卒業となった。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。











































