ミントはり灸院・眠気を覚ますツボ5選|仕事中や勉強中に押せる眠気覚ましの方法

投稿日:2026年9月16日

眠気を覚ますツボ5選|仕事中や勉強中に押せる眠気覚ましの方法

カテゴリ: 健康法(自宅ケア)

「会議中にどうしても眠気が我慢できない」
「勉強中に集中力が切れて眠くなってしまう」

仕事中や勉強中の眠気は、多くの方が経験する悩みです。カフェインに頼りすぎたくない、その場ですぐに対処したいというときに役立つのが、ツボ押しによる眠気覚ましです。眠気覚ましの方法としては、コーヒーやエナジードリンク、ガムなどさまざまなものがありますが、ツボ押しは道具も持ち物も必要とせず、いつでもどこでも実践できるという手軽さが魅力です。

この記事では、眠気覚ましに効果が期待できるツボを5つ厳選してご紹介するとともに、押すときのコツ、そして眠気が続く場合に考えられる原因についても解説します。

院長 森本 賢司

この記事の執筆者

ミントはり灸院 院長
森本 賢司

高度専門鍼灸師

【略歴】
神戸東洋医療学院卒業
神戸東洋医療学院にて河村廣定先生に師事
明治国際医療大学 大学院 修士課程 修了
神戸東洋医療学院 非常勤講師

【資格】
はり師免許証・きゅう師免許証

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眠気を覚ますツボはある?今すぐできる対策

結論からお伝えすると、眠気覚ましに役立つとされるツボはいくつか存在します。目や頭、手先にあるツボを刺激することで、血流が促され、脳への刺激が入りやすくなり、一時的に頭をすっきりさせる効果が期待できます。

ツボ押しは、道具を使わずその場ですぐに試せる対処法であり、カフェインを控えたい方や、眠気覚ましのドリンクに頼りたくない方にもおすすめのセルフケアです。会議中や勉強中、運転中の休憩時など、コーヒーや眠気覚ましガムを口にしにくい場面でも、指先ひとつで実践できるのが大きなメリットです。

ただし、ツボ押しはあくまで一時的な対処法であり、根本的な睡眠不足や体調不良を解消するものではないという点は押さえておきましょう。眠気の原因が慢性的な睡眠不足や自律神経の乱れにある場合、ツボ押しだけで根本から改善することは難しいため、生活習慣の見直しとあわせて取り入れることが大切です。

眠気覚ましにおすすめのツボ5選

ここでは、仕事中や勉強中でも押しやすい、眠気覚ましにおすすめのツボを5つご紹介します。それぞれ、押しやすいシーンや期待できる作用が異なるため、ご自身の状況に合わせて試してみてください。

晴明(せいめい)|目の疲れによる眠気に

晴明は、左右の目頭のすぐ内側、鼻の付け根に近いくぼみにあるツボです。パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることによる目の疲れ(眼精疲労)が原因で眠気を感じているときに、とくにおすすめのポイントです。

親指と人差し指で軽くつまむようにして、鼻の付け根の両側を数秒間、優しく押します。強く押しすぎると痛みを感じやすい繊細な部分ですので、心地よいと感じる程度の力加減で行いましょう。目の周りの血流が促されることで、視界がすっきりし、目の奥の重だるさがやわらぎやすくなります。

長時間のデスクワークで文字がかすんで見える、まぶたが重く感じるといった症状がある方は、1時間に1回程度、休憩がてら押してみるのもおすすめです。あわせて、遠くの景色を眺めて目の筋肉を休ませることも、眼精疲労による眠気の軽減に役立ちます。

百会(ひゃくえ)|頭をすっきりさせたいときに

百会は、頭のてっぺん、左右の耳を結んだ線と眉間から後頭部に向かう線が交わる部分にあるツボです。全身のツボが集まる場所ともいわれ、頭部の血流を促し、頭をすっきりさせたいときに用いられます。

人差し指と中指、薬指の3本を揃えて、頭頂部を垂直にゆっくりと押します。強く叩くのではなく、じんわりと圧をかけるように、5秒ほどかけて押すのがポイントです。頭がぼんやりして考えがまとまらないときや、会議前に頭を切り替えたいときにも活用しやすいツボです。

頭皮全体を頭頂部に向かって指の腹で軽くマッサージするように動かすと、より血流が促されやすくなります。デスクワークの合間や、勉強の休憩時間に取り入れることで、気分転換にもつながります。

風池(ふうち)|首こり・肩こりを伴う眠気に

風池は、後頭部の髪の生え際にあり、首の骨の両脇にある、少しくぼんだ部分に位置するツボです。デスクワークやスマートフォンの操作によって首や肩がこっている方は、この部分が硬くなっていることが多く、血流の滞りが眠気につながっている可能性があります。

両手の親指をそれぞれ左右の風池に当て、残りの指で頭を支えるようにしながら、頭を後ろに軽く預けるようなイメージで押し上げます。首の後ろから頭部にかけての血流が促されることで、こわばりがゆるみ、頭の重さや眠気が和らぎやすくなります。

長時間のパソコン作業で首が前に出た姿勢が続いている方は、この部分が常に緊張しやすい状態にあります。風池を押すのとあわせて、首をゆっくり左右に倒すストレッチを組み合わせると、より効果を感じやすくなるでしょう。

合谷(ごうこく)|手で押しやすい万能ツボ

合谷は、手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる部分の少し人差し指寄りのくぼみにあるツボです。全身のさまざまな不調に用いられる万能ツボとして知られており、片手で反対の手を押せるため、デスクの下や電車の中など、人目を気にせず試しやすいのが特徴です。

反対の手の親指で、押されている側が少し痛みを感じる程度の強さで、ゆっくりと押します。5秒押して離すという動作を数回繰り返すとよいでしょう。頭部への刺激が伝わりやすく、眠気だけでなく、肩こりや頭痛にも用いられることがあります。

なお、合谷は妊娠中の方は強い刺激を避けたほうがよいとされているツボでもあるため、妊娠中の方は刺激を控えるか、専門家に相談してから行うようにしてください。

中衝(ちゅうしょう)|強い眠気を感じたときに

中衝は、中指の爪の生え際、人差し指側の角にあるツボです。指先は神経が集中している部分であり、強い眠気を感じたときに刺激することで、シャキッとした感覚を得やすいとされています。

反対の手の親指と人差し指で、中指の爪の付け根をつまむようにして、痛みを感じる程度の強さで押したり揉んだりします。会議中など、大きく手を動かしにくい場面でも、指先だけでこっそり行いやすいのがメリットです。

強い眠気に襲われて意識が飛びそうなときや、とにかく今すぐ目を覚ましたいという場面で試していただきたいツボです。両手の中指を1本ずつ順番に刺激すると、より効果を実感しやすくなります。なお、車の運転中に強い眠気を感じた場合は、ツボ押しだけで済ませず、安全な場所に停車して休憩をとることを優先してください。

眠気覚ましのツボを押すときのコツ

ツボ押しの効果をより感じやすくするために、いくつかのコツを押さえておきましょう。

・強く押しすぎず、心地よいと感じる程度の力加減で行う
・一箇所につき5〜10秒程度を目安に、ゆっくりと圧をかける
・呼吸を止めず、ゆっくりと息を吐きながら押す
・複数のツボを組み合わせて試してみる
・眠気を感じるたびに繰り返し行っても問題ない

ツボ押しは即効性が期待できる一方で、効果の感じ方には個人差があります。1つのツボだけでなく、いくつかのツボを組み合わせて試すことで、より眠気覚ましの効果を実感しやすくなる場合があります。また、爪を立てて押すと皮膚を傷つけてしまうことがあるため、指の腹を使って押すようにしましょう。

さらに、ツボ押しとあわせて、軽くその場で立ち上がる、窓を開けて外気を取り込む、冷たい水で手を洗うといった行動を組み合わせることで、より覚醒効果を高めやすくなります。ツボ押し単体に頼りきるのではなく、複数のアプローチを組み合わせるという意識を持つとよいでしょう。

眠気が続く場合に考えられる原因

ツボ押しはその場しのぎの対処法としては有効ですが、日常的に強い眠気が続く場合は、単なる寝不足以外の原因が隠れている可能性もあります。

睡眠時間が十分に確保できていない、睡眠の質が低下している(眠りが浅い、夜中に何度も目が覚めるなど)といった生活習慣に関わる原因のほか、貧血や低血圧、甲状腺機能の異常、睡眠時無呼吸症候群といった病気が背景にあり、強い眠気として現れているケースもあります。

とくに、しっかり睡眠時間を確保しているにもかかわらず日中の眠気が改善しない、いびきや呼吸の乱れを指摘されたことがある、集中力の低下が長期間続いているといった場合は、自己判断でセルフケアを続けるのではなく、一度医療機関を受診し、原因を確認することをおすすめします。

また、食後に強い眠気が出やすい方は、血糖値の急激な変動が関係している場合もあります。糖質に偏った食事を続けていると、食後に血糖値が急上昇したのち急降下し、それに伴って強い眠気やだるさを感じることがあります。よく噛んでゆっくり食べる、野菜から先に食べるといった工夫も、食後の眠気対策として役立つことがあります。

さらに、自律神経の乱れや、首や肩の慢性的な緊張、血流の滞りが、日中の眠気やだるさにつながっているケースも少なくありません。こうした身体全体のコンディションを整えていくことも、眠気対策の一つの視点として大切です。

まとめ

仕事中や勉強中の眠気覚ましには、晴明・百会・風池・合谷・中衝といったツボ押しが役立ちます。それぞれ、目の疲れ、頭のぼんやり感、首肩のこり、全身への刺激、指先からの覚醒作用など、異なる特徴を持っているため、ご自身の眠気の原因やシーンに合わせて使い分けてみてください。目の疲れが強いときは晴明、頭全体をリセットしたいときは百会というように、状況に応じて選んでいただくと、より使いやすいセルフケアになるはずです。

ただし、ツボ押しはあくまで一時的な対処法です。強い眠気が繰り返し続く場合は、睡眠不足や自律神経の乱れ、あるいは他の病気が隠れている可能性も考えられるため、無理に我慢を続けず、必要に応じて医療機関へのご相談もご検討ください。

当院は神戸市・明石市に店舗を構え、慢性的な眠気やだるさ、自律神経の乱れでお悩みの方への施術も行っております。ツボ押しだけでは改善しないとお感じの方は、お気軽にご相談ください。

当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。