神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例7 風邪をきっかけに様々な症状に悩むの治療記録をご紹介しています。

■症例7 風邪をきっかけに様々な症状に悩む

画像

患者

30代女性 神戸市中央区

来院

202X年5月

症状

同年2月に罹患した風邪をきっかけにして体調が悪化し始めた。食欲不振が強く2キロ体重が減った。3年前にも同じような症状で悩んだ経験がある。薬を服用するも効果がなかった。症状としては食欲不振・胸焼け・耳閉塞感・低気圧不調・口渇・手足のしびれと冷え感・腹部膨満感などの症状がある。程度には波がある。
服用している薬はチラージン、メトリジン、抗アレルギー薬、五苓散
過去にはエコノミー症候群になった経験もある。
症状の悪化が読めず仕事への影響もあるため、鍼灸は初めてで金銭的な不安もあったが、友人の紹介で当院に来院することとなった。

治療内容と経過

触診をすると鼻、咽、心臓、胃、大腸に反応が出ていた。
鼻について確認すると「毎朝つまっている。仕事終わりには鼻の中が乾燥している」とのことだった。皮膚の状態を確認しても吹き出物が反応部位に出ていた。
咽は鼻の影響による炎症だと考えられ、患者の声は少し枯れ気味で声が出にくそうに感じた。
心臓については本人の自覚もあって低血圧気味であるとのこと、おそらく冷えやエコノミー症候群のきっかけになったと考えられた。
胃と大腸の反応も強く、それぞれの炎症が食欲不振や軟便を起こしていると推測できた。

施術としては自律神経に影響を与える顔周りの不調を軽減することを第一に考えた。自律神経が安定してきたら睡眠の質の回復→心臓の回復から胃腸の回復へと繋がっていくと考えたからだ。

2回目:前回より食べる量が増えた。不調が続く状態だったが、調子が良いと感じる日もあった。

3回目:体重の減少が止まる。

4回目:しばらく体調はよかったが、天気の変化で体調悪化。食欲はある。

5回目:調子もよく食事量も維持できている。

6回目:首肩のコリも軽減している。この日は仕事の話をしてくれた。

9回目:声量が増えていると感じる。食事量も増えている。

11回目:食べる量が増えたことで夏バテはしなかった。(毎年夏バテしている)

16回目(治療開始から半年):症状も安定しているので卒業

同時に治療した症状

冷え性、食欲不振、鼻炎

考察

典型的な自律神経失調の患者であった。様々な不調が出たり消えたりを繰り返しながら、体調が読めない。プライベートだけでなく仕事にも影響しメンタル不調を併発する。
今回の患者についても来院時は同じような状態であった。
複数の症状であるがその原因は多くの場合で1つか2つに絞ることができる。それを患者さんが自信が納得して、通常治療とセルフケアを並行して行うことが早期の改善となる。今回は2度目の不調ということで我々の説明を理解してくれて順調に回復することができた。
今後、同じような症状に悩むことがあってもセルフケアを続けていれば重症化はしないはず。今後のことを考えた卒業ができたと思っている。

ただ心残りだったのが心臓であった、こちらについては生まれつきの弱さがあったのではないかと思われる。心臓についてはもう少しケアができればと思った。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。