記事一覧
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2025年2月25日
耳鳴りや突発性難聴にお悩みの方は、治療法として鍼灸に期待される一方、治療中に症状が悪化するのではないかという不安もお持ちです。本記事では、鍼灸治療におけるリスクや、治りにくいケース、原因と種類、さらには具体的な治療法とその効果について詳しく解説します。 鍼灸治療で耳鳴りが悪化する可能性はある? 鍼灸治療は、体全体のバランスを整え、内耳環境の改善を目指す有効なアプローチですが、一部のケースでは治療直…
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2025年2月14日
鍼灸と針灸の違いは何?「はりきゅう」「しんきゅう」読み方の正解は?
当院でも電話などで問い合わせがあるときに「ミントはり灸院はしんきゅう?はりきゅう?」と聞かれることが何度もあります。 鍼灸院の呼び方で迷うからでしょう。 ちなみに当院では「はり灸院」とあるのは読みやすさを重視したからです。 そうであっても営業さんから「ミントしんきゅういん」と言われることがあります。 人の印象や思い込みというのは強いなと感じます。 最近の鍼灸院の名称はバリエーションが沢山になってき…
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2025年2月7日
妊活の一つの手段として一般化されつつある鍼灸治療ですすが本当に効果があるのか?という疑問はつきないと思います。 有名なインフルエンサーや一般の人のSNSを参考にするも自分に合うかどうか不安ですよね。 中には「鍼灸で妊娠しなかった」という事例も見ることもあるでしょう。 何が正しいのか判断が難しくなってとりあえず費用もかかるしやめておこうと考える人が多いのではないでしょうか? 今回は効果が出ないケース…
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2025年1月31日
癌に鍼灸は禁忌なのか?緩和ケアで鍼灸治療は可能?鍼灸の有効性を解説
実はがん患者さんへの鍼灸適用はすでに行われており多くの実例が報告されています。 ただ、まだまだ一般的な認知は低いのが現状で鍼灸に対して好意的なドクターや看護師さんからの推薦があって患者さんも治療の選択肢として選んでいます。 私も終末期の癌患者さんへの鍼灸治療を何度も経験していますが、薬だけではカバーしきれない不調などに鍼灸は有効だと感じていますし、体調が良くなることで気持ちの余裕が出てきてご家族や…
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2025年1月24日
「鍼灸治療が効果なし」と言われる理由は?鍼灸院選びに失敗しない秘訣
整体にいっても、マッサージにいっても効果がなし・・・痛いのは続く。 薬はできるけ使いたくないし、病院にいっても湿布しか出ない。 「怖い」「何されるかわからない」でも効果があるなら鍼灸に行くかと意を決して予約した鍼灸院。 鍼灸治療を受けてみたけど、期待したほど効果を感じなかった、むしろ変化なし。 「なんだ、鍼灸って言われているほど効果ないんだ」 と感じて鍼灸治療から離れるひとは少なくありません。 ま…
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2025年1月18日
鍼灸治療は痛い?痛い時と痛くない時があるって本当?詳しく解説
「鍼って痛いんでしょ?」という質問を何千回も受けたことがあります。 そのたびに痛みの程度や想像以上に痛くないと伝えてもその恐怖心を取り去ることはできませんでした。 痛みそのものよりも、鍼灸というものがよくわからないから怖いや不安というのが強いのだと思います。 今回の記事では痛い痛くないの解説だけでなく、よくわからないを少しでも払拭できればと思っています。 実際に鍼を受けるのが初めてで「怖い」と思っ…
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2025年1月17日
youtubeで紹介されている小顔になるマッサージにはさまざまな方法を紹介していますが、動きを見るとツボの巨髎あたりを刺激していることが多いです。 動画の中には割と強く押すことを紹介しています。 中には痛みがでることでむくみや老廃物が溜まっていると表現されているようですが、それは本当でしょうか? 鍼灸師の視点で巨髎のツボがどんな意味があって、押すと痛みがあることが何を体が伝えようとしているかを解説…
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2025年1月12日
咀嚼筋をほぐすには?コリを緩めるマッサージ法とその効果を解説
今回のブログでは咀嚼筋が私たちの健康や生活にどれほど重要であるかを解説します。咀嚼筋の重要性を理解して、健康だけでなく美容にも役立てることができますので最後までお読みください。 咀嚼筋はどこ?どんな筋肉? 咀嚼筋は主に4つの筋肉から構成されています。これらは咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋です。会話や食事などで主に使われます。咬筋は口を閉じる行為で使われる主な筋肉であり、側頭筋は下顎を後方に引…
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2025年1月11日
熱中症の後遺症に効くツボ紹介!熱中症後の軽いめまいや頭痛の対処法
2024年の夏は気温も上がり軽度の熱中症を経験した人は多いのではないでしょうか? 今回は熱中症の予防と軽い熱中症になったときの症状の改善、そして熱中症後の体調不良を少しでも早く改善するためのツボを紹介します。 気をつけてほしいのは熱中症が体温の上昇によって起きる症状です。 ツボを押したからといって、防ぐことはできません。 水分の補給と体温を上げない環境づくり、上がってしまった体温を下げることが何よ…
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2025年1月10日
当院ではブログの中でさまざまなツボを紹介していますが、実際の治療で使うかというと使ってはいません。 ただ、人によっては我々が針をするところを「〇〇のツボ」と解釈する鍼灸師もいます。 それだけツボというのは明確な定義がありません。 鍼灸の学会に参加してもツボを使う人もいれば使わない人もいます。 鍼灸=ツボというイメージがあると意外な感じがしますよね。 今回は鍼灸師が考えるツボは何なのか?について解説…