神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例6 バスに乗ると息苦しくなるの治療記録をご紹介しています。

■症例6 バスに乗ると息苦しくなる

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患者

40代女性 神戸市垂水区

来院

202X年3月

症状

昨年5月に自家用車を運転していて動悸がするようになった。その後はバスに乗っていても動悸がするようになった。電車では発症しなかった。現在ではバスで通勤している。自家用車だと5分程度で発症するが、バスの場合だと20分前後で動悸が発症する。発症時期は仕事の繁忙期で週に1回程度の休みであった。
服薬は抗不安薬として「アメル」と「温経湯」を服用している。

症状発症してすぐに鍼灸院にて施術を受けていたが効果を感じることはなかった。車を運転できないことの不便さがあって当院で施術を受けることになった。

治療内容と経過

内臓の状態を検査すると、心臓と肺に反応が出ていた。心臓については動機があるので自覚がある場所であったが、肺についてはたまに「息苦しさ」を感じることがあったとのことだった。
咽の前面にある筋肉の緊張も強かった。確認すると、声の出にくさや息の吸いづらさがあるとのことだった。顔周辺では鼻の反応が強くでていた、鼻炎が疑われたが本人の自覚はないとのことだった。
背部の筋肉では肩周り僧帽筋が固くなっており、肺の反応による影響が出ていることが推測された。
可動域を確認すると、後屈、右回旋、左回旋で痛みが出た。

乗り物による環境変化によって自律神経の興奮によって息苦しさ、動悸がおきていると考えて。心臓と肺を中心に治療を行うこととなった。

2回目:動悸は施術前の10の悪さが8まで改善した。首の動きは改善された。

4回目:首の痛みは感じなくなった。

5回目:動悸は10から6まで改善した。

6回目:バスは気にならなくなった。

8回目:自家用車は助手席に乗れるようになった。

自家用車に乗っての通勤にめどが立ったため卒業となった。

同時に治療した症状

動悸

考察

乗り物などの閉鎖空間や人混みなどでパニック発作がでて悩む人は少なくない。発症するきっかけは様々なので、個別の対応が必要になる。全てのケースがメンタル的な要因とは限らない。本症例においては咽が原因であった。首の筋肉が非常に固くなっており、どの方向に動かしても痛みが出るほどであった。それは首の前側の筋肉にも緊張が強くなっており、それが首を締めているような状況を作り出していたと推測された。
実際に首の症状が先に改善して、すぐに動悸や息苦しさが軽減してきた。
当院でも同じような症状の患者の場合、平衡感覚障害を疑う場合もある。今回の症例は別の原因を想定できたため改善が早くに進むことができた。

治療の終盤では自宅で飼っているダックスフンドの話で盛り上がった。いつも一緒に寝ているとのことで、ペットの存在も症状の改善に一躍したと思う。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。