■症例4 メンタル休職からの復職をめざして

患者
40代男性 神戸市灘区
来院
202X年10月
症状
2月よりメンタル不調により休職中。半年以内に復職をしたいと思っている。
以前より気温や気圧が変化する時期になると体調が悪くなることがあった。休職前は仕事の忙しい時期で突然身体が動かなくなった。特に気分が落ち込むと身体も動かなくなる。現在は朝に少し家事を手伝うことができるようになったが、すぐに横になってしまう。仕事に復帰するには8時間しっかりと動ける身体にならないと行けないと思い、家族から当院の紹介を受けて来院することになった。
以前より気温や気圧が変化する時期になると体調が悪くなることがあった。休職前は仕事の忙しい時期で突然身体が動かなくなった。特に気分が落ち込むと身体も動かなくなる。現在は朝に少し家事を手伝うことができるようになったが、すぐに横になってしまう。仕事に復帰するには8時間しっかりと動ける身体にならないと行けないと思い、家族から当院の紹介を受けて来院することになった。
治療内容と経過
検査で首の動きを確認すると、前屈、後屈、右回旋、左回旋で痛みが出た。普段から首は痛くなりやすく、毎朝起床直後から痛みがあった。
内臓の触診では胃と膀胱の反応が強くでていた。胃もたれしやすいのと、日中にトイレ回数は10回を超えることが日常であった。
顔周囲の反応では鼻と顎に出ており、慢性鼻炎と顎関節症があった。とくに顎関節症では以前に、歯が割れた経験があるほどであった。
施術では痛みが出ている首の治療がポイントになると判断したが、以前にマッサージで首を触られてから気分が落ち込んだ経験があるため、鍼ではなくローラーによる皮膚刺激のみとした。他には自律神経に関わる鼻を中心として施術をおこなった。
同時に胃、膀胱についても生活の負担を少しでも下げることを目的として主にお灸による施術を行った。
4回目:目がかすみ遠くが見えづらい。メンタルの波は落ち着いている。
5回目:気圧変化による不調がなかった
9回目:2か月近く気分の落ち込みがなかった。予定通り2月から復職することになった。
10回目:仕事も復帰しメンタルも安定しているため、月に1回程度のメンテナンス治療に移行した。
その後は復職してから3年以上経過したが現在に至るまでメンタル不調を再発することなく状態を維持できている。
季節の変わり目などでは一時的に身体に不調のサインが現れたりするが事前に予防できており生活や仕事への影響が出ていない。
内臓の触診では胃と膀胱の反応が強くでていた。胃もたれしやすいのと、日中にトイレ回数は10回を超えることが日常であった。
顔周囲の反応では鼻と顎に出ており、慢性鼻炎と顎関節症があった。とくに顎関節症では以前に、歯が割れた経験があるほどであった。
施術では痛みが出ている首の治療がポイントになると判断したが、以前にマッサージで首を触られてから気分が落ち込んだ経験があるため、鍼ではなくローラーによる皮膚刺激のみとした。他には自律神経に関わる鼻を中心として施術をおこなった。
同時に胃、膀胱についても生活の負担を少しでも下げることを目的として主にお灸による施術を行った。
4回目:目がかすみ遠くが見えづらい。メンタルの波は落ち着いている。
5回目:気圧変化による不調がなかった
9回目:2か月近く気分の落ち込みがなかった。予定通り2月から復職することになった。
10回目:仕事も復帰しメンタルも安定しているため、月に1回程度のメンテナンス治療に移行した。
その後は復職してから3年以上経過したが現在に至るまでメンタル不調を再発することなく状態を維持できている。
季節の変わり目などでは一時的に身体に不調のサインが現れたりするが事前に予防できており生活や仕事への影響が出ていない。
同時に治療した症状
鼻炎、顎関節症
考察
首の緊張がメンタルに影響するのか?と思えるような症例であった。ただ体の構造を考えると、そうとは言えない。患者は特に午前に不調があったり、身体が動かなくなるなどの症状から、疲労が蓄積することがきっかけであったと考えられた。
日中のストレスによって、就寝中の食いしばりが発生して首の筋肉を固くする。首の痛みが睡眠の質を低下することで体の疲労回復ができなくなり、徐々に疲労が蓄積して身体が動かなくなり、そこからメンタル不調を発症していた。
鍼灸による睡眠導入の効果や食いしばりを引き起こすきっかけになっていた鼻炎の解消などから早期に睡眠の質改善ができた。
胃や膀胱の不調も睡眠の質に影響するので、同時に治療したことも奏功した理由であると考えられる。
患者は家族思いで家事全般を手伝うだけでなく自分の趣味も大事にしていた。体の不調が少しずつ楽になってきて、日々忙しいながらも充実した毎日を送ることができたようであった。今回の鍼灸治療をきっかけにリカバリーをすることの大切さを知り、今ではポケットにはローラー鍼を入れて空き時間にセルフケアをしているとのことだった。
これからもご家族とのたくさんの思い出が作れるように支えていきたい。
日中のストレスによって、就寝中の食いしばりが発生して首の筋肉を固くする。首の痛みが睡眠の質を低下することで体の疲労回復ができなくなり、徐々に疲労が蓄積して身体が動かなくなり、そこからメンタル不調を発症していた。
鍼灸による睡眠導入の効果や食いしばりを引き起こすきっかけになっていた鼻炎の解消などから早期に睡眠の質改善ができた。
胃や膀胱の不調も睡眠の質に影響するので、同時に治療したことも奏功した理由であると考えられる。
患者は家族思いで家事全般を手伝うだけでなく自分の趣味も大事にしていた。体の不調が少しずつ楽になってきて、日々忙しいながらも充実した毎日を送ることができたようであった。今回の鍼灸治療をきっかけにリカバリーをすることの大切さを知り、今ではポケットにはローラー鍼を入れて空き時間にセルフケアをしているとのことだった。
これからもご家族とのたくさんの思い出が作れるように支えていきたい。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。












































