■症例8 立ちくらみがして動けない

患者
20代女性 神戸市
来院
202X年4月
症状
来院1週間前から立ちくらみを発症。4日前には過呼吸になり手足がしびれた。
来院時は立っていても座っていても体が揺れているような感じがあり、揺れによる気持ち悪さや吐いてしまうのではないかという不安から食欲も低下している。今までにない症状を発症し、いつもの自分じゃないと感じるほどだった。
立ちくらみがあるせいで、お子さんが泣いていてもすぐに駆け付けられないことが辛く、治療を決意。授乳中のためお薬以外の治療方法はないかとネットを検索し、当院に来院した。
来院時は立っていても座っていても体が揺れているような感じがあり、揺れによる気持ち悪さや吐いてしまうのではないかという不安から食欲も低下している。今までにない症状を発症し、いつもの自分じゃないと感じるほどだった。
立ちくらみがあるせいで、お子さんが泣いていてもすぐに駆け付けられないことが辛く、治療を決意。授乳中のためお薬以外の治療方法はないかとネットを検索し、当院に来院した。
治療内容と経過
触診すると内耳の反応が顕著であった。また、首肩や側頭部の緊張も強いことがわかった。お話を聞くと以前はなかった首肩こりや偏頭痛を感じるようになったとのこと。
内耳には平衡感覚を司る三半規管があるため、そこの不調が立ちくらみを引き起こしていると考えられた。さらに筋肉の緊張により顔面部への血流が悪くなっていることが回復の妨げになっていると考え、内耳や首肩、側頭部の筋肉を中心に週に2回のペースで治療を開始。鍼やローラー鍼を用いて刺激を加えた。
自宅でのセルフケアとして耳を3~5分間手でさすること、首や側頭部を各1分程度さすることを伝えた。
2回目(3日後)初回治療後立ちくらみがましになった。ゆっくり動くようにしている。頭痛はなく、首肩はこっている。
3回目 2回目の治療後2日は立ちくらみが強かった。お子さんがなかなか寝てくれず寝不足。
4回目 (10日後)この数日は立ちくらみしなかった。お子さんを抱っこする時間が長いので肩はこっている。
5回目(2週間後) 立ちくらみはしなくなったため、週に1回ペースに。首肩こりもましになった。内耳は6割回復。
11回目(2ヵ月後) 肩こり良くなった。ほぼ一日中抱っこしているため背中の痛みがある。内耳は8割回復。
16回目(3ヵ月) 背中の痛みはなくなり、立ちくらみがない状態も維持できているためメンテナンスに移行した。
内耳には平衡感覚を司る三半規管があるため、そこの不調が立ちくらみを引き起こしていると考えられた。さらに筋肉の緊張により顔面部への血流が悪くなっていることが回復の妨げになっていると考え、内耳や首肩、側頭部の筋肉を中心に週に2回のペースで治療を開始。鍼やローラー鍼を用いて刺激を加えた。
自宅でのセルフケアとして耳を3~5分間手でさすること、首や側頭部を各1分程度さすることを伝えた。
2回目(3日後)初回治療後立ちくらみがましになった。ゆっくり動くようにしている。頭痛はなく、首肩はこっている。
3回目 2回目の治療後2日は立ちくらみが強かった。お子さんがなかなか寝てくれず寝不足。
4回目 (10日後)この数日は立ちくらみしなかった。お子さんを抱っこする時間が長いので肩はこっている。
5回目(2週間後) 立ちくらみはしなくなったため、週に1回ペースに。首肩こりもましになった。内耳は6割回復。
11回目(2ヵ月後) 肩こり良くなった。ほぼ一日中抱っこしているため背中の痛みがある。内耳は8割回復。
16回目(3ヵ月) 背中の痛みはなくなり、立ちくらみがない状態も維持できているためメンテナンスに移行した。
同時に治療した症状
首肩こり、偏頭痛、背中の痛み
考察
本症例では内耳の反応の変化とともに立ちくらみが改善していった。季節の変わり目に立ちくらみになりやすいとお話されていたため、以前から内耳の炎症を起こしていた可能性が高い。それが産後の疲れや授乳による寝不足で悪化してしまったと考えられる。
また、内耳の炎症が首肩や側頭部の筋肉を緊張させ、顔面部への血流を悪くしたことも悪化した要因ではないかと思う。
以上から鍼治療により内耳の炎症が改善したことが立ちくらみの改善につながったと考えられる。
初診時は立ちくらみのせいでお子さんのもとへ駆けつけられないととても辛そうにお話されていたので、症状が良くなりお子さんの様子を笑顔でお話してくださるようになって嬉しかったです。
また、内耳の炎症が首肩や側頭部の筋肉を緊張させ、顔面部への血流を悪くしたことも悪化した要因ではないかと思う。
以上から鍼治療により内耳の炎症が改善したことが立ちくらみの改善につながったと考えられる。
初診時は立ちくらみのせいでお子さんのもとへ駆けつけられないととても辛そうにお話されていたので、症状が良くなりお子さんの様子を笑顔でお話してくださるようになって嬉しかったです。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。












































