神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例7 冬場になると胃もたれをおこすの治療記録をご紹介しています。

■症例7 冬場になると胃もたれをおこす

画像

患者

30代男性 神戸市灘区

来院

202X年1月

症状

2,3年前から冬場になると胃もたれを感じるようになる。食後2時間ぐらいでたってから胃もたれを感じる。同時にゲップも出てくる。みぞおちを左右に擦ることで少し楽になった。胃もたれを感じるタイミングで背中や腰も痛む。
愁訴としてドライアイもあり、遠方の焦点も合いにくい、眼科も通院している。
漢方薬として六君子湯を服用している。
ドライバーの仕事をしており、どちらの症状ともに運転に影響することからHPで検索し当院に来院することとなった。

治療内容と経過

触診の結果は鼻、胃、小腸、頸部から腰部までの起立筋であった。
鼻の状態の悪さを指摘すると「鼻炎は冬になるとつらくなる」とのことであった、以前は「シャワーで鼻うがい」をしていたとのことだった。
胃、小腸の反応も強く出ていたので、食べた物の消化が上手くできていないことが推測できた。
鼻の反応は前頭部まで広がっていたため、反射によって目の筋肉や血管が緊張しドライアイの症状を起こしていた。
胃腸の弱さに合わせて、鼻炎による自律神経の乱れから更に胃の消化機能の低下が起きていると判断した。
よって、顔面部と胃腸を同時に施術を行い、まずは仕事への影響を少なくすることを目標とした。

2回目:あまり変化無し、鼻うがい専用液を使ってをセルフケアをしてもらうことにした。

3回目:夜になると胃痛がした。それ以外は楽だった。お風呂の時間を長く取ってもらい、寝る前にお腹を擦るように指示した。

4回目:胃もたれはなかった。食後の気持ち悪さもなかった。気分も良かったようで、趣味のゲームの話を沢山してくれた。ゲームを長時間しても目は気にならない

6回目:3日間夜勤で症状に調子の波があった。

9回目:症状は改善している。普段と違う作業をして背中に痛みがあった

10回目:症状は発症していない。明日から忙しくなるので治療を中断。

11回目(約5ヶ月後):背中から首の痛みや胃の重さはあるが、最初よりは楽。セルフケアも忘れる日もあるが継続している

12回目(約3ヶ月後):症状はなく卒業となった。

考察

本症例は鼻炎による自律神経の乱れから来る胃の症状の悪化であった。もともと胃腸が弱く、胃腸が慢性的に弱いとちょっとしたストレスによって悪化の度合いが変わる。
患者は季節性のアレルギー鼻炎によって、冬場になると鼻炎による炎症ストレスによって胃腸の症状が悪化したと推測される。
施術とセルフケアで鼻炎が改善することで、症状は早期に改善していった。鼻炎は三叉神経の領域で目と重なるところがあるため、ドライアイを起こしていた。
頸部や腰背部の起立筋についても、鼻による影響で咽の炎症から首の筋肉が固くなり、胃の不調によって背中から腰部にかけての筋肉が固くなる。それが背中の痛みの原因であった。
触診によって問題点を特定できたのが早期の改善になったと考えられる。
胃腸症状が改善した後も、胃腸の働きを良くする施術を行った。たまに疲労や食べ過ぎで胃腸が弱くなることもあったが、継続した施術とセルフケアによって、確実に胃腸は強くなった。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。