神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例5 起床時から腹痛に悩む胃腸障害の治療記録をご紹介しています。

■症例5 起床時から腹痛に悩む胃腸障害

画像

患者

40代女性 神戸市灘区

来院

202X年12月

症状

数年前から胃痛や胃もたれを感じるようになる。2年前に職場でエアコンの冷たい風の影響で体調崩すようになった。下痢しやすくなりガスもたまりやすくなった。病院ではSIBOの可能性を指摘された。現在も体調不良で仕事を休むことも多い。風邪もひきやすい。3週間前からは起床時に腹痛を感じるようになった。寝汗が原因ではないかと思っている。
旅行は好きだが、体調不良があるので休みの日も出かけることができない。仕事の日は下痢止めを飲まないと不安。漢方薬を服用しているが少しマシになったと感じる程度で根本的に改善したいと思い当院を来院した。

服用している薬はガスコン、ガスモチン、五苓散、六君子湯

治療内容と経過

触診をすると、鼻、肝臓、胃、大腸に反応が出ていた。確認をすると鼻炎があるとのことであった。肝臓の反応はアレルギーによって出ていることが予想された。胃や大腸については自覚している症状の反応であった。筋肉は胃の背面にある起立筋の緊張が強かった。仕事で肩こりを感じることはあるものの、背中については本人の自覚はなかった。

鼻炎による影響で胃腸に負担がかかっていると推測した。アレルギーの改善も目的として肝臓への施術も行った。
胃や大腸については反応があったが、炎症よりも過剰な蠕動運動が起きていることが予想されたので、施術によって運動を正常なレベルになるように刺激を与えることとした。背中や肩についても筋肉の緊張をゆるめる施術を行った。

2回目:施術翌日は腹痛が強かった。

3回目:右耳の調子がよくなった。※2回目の施術中に以前から右耳の中耳炎を繰り返すしていることを知る。お腹の調子もよく下痢止めから整腸剤に変更

4回目:外食でお肉を沢山食べたが調子悪くならなかった。

6回目:左下腹部痛あり、寝汗はしなくなる

11回目:調子よい。朝の不調もない。仕事中にお菓子を食べても胃の不調はなかった。

その後、前日に食べたもの影響でたまに胃の重たさを感じることもあったが、朝の胃の痛みや胃の不快感などもなくなった。
施術を開始して5か月目で卒業となった。

考察

鼻炎による鼻腔が狭くなることで就寝中に口呼吸になってしまう。口から入った空気の一部は胃に溜まってしまう。
食事中にも同じことが起きているが、ゲップなどをして空気がたまらないような習慣があるが、就寝中は溜まっていくばかりであった。

空気によって膨らんだ胃によって体は胃に内容物が入ったと勘違いする。それが胃の動きが乱れるて、胃痛だけでなく、下痢などの原因となった。
胃もたれについては自律神経の乱れによる胃の運動が低下することによる消化不良だと考えられた。

鼻炎の程度は酷くなかったため、施術を開始してすぐに効果を出すことができた。症状が楽になっている段階で肝臓への施術を集中することで再発防止まで体を改善することができた症例であった。

患者は仕事の忙しさの影響も受けず、もともと好きであった外食の回数なども増え、いろんなお店を教えてくれたことが嬉しかった。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。