■症例1 顔の右側が動かない

患者
30代女性 神戸市 M様
来院
202X年8月
症状
朝起きて顔の右側が動かないことに気づく。
その日は休日だったため翌日耳鼻科へ受診。
顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断され1週間のステロイド治療を開始。その後はビタミン剤を服用するも変化はみられなかった。
医師からは「後遺症が残るかもしれない」と言われ、そんなAさんを心配したご両親がネットで当院を見つけて勧めてくれたため受診することになった。
仰向けで顔の動きを検査すると、
右目閉眼不良、右口角下垂(口角が上がらない)、口唇運動時における口唇の非対称性変形(口をイーと横に開くと歪む)があった。
右目閉眼不良のため目のかすみや洗顔中に目に水が入ることがあるそう。
中でも気になるのは右口角下垂(口角が上がらないこと)で、「笑顔が作りにくく滑舌も悪くなるため職場では接客を避けている」とのことだった。
その日は休日だったため翌日耳鼻科へ受診。
顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断され1週間のステロイド治療を開始。その後はビタミン剤を服用するも変化はみられなかった。
医師からは「後遺症が残るかもしれない」と言われ、そんなAさんを心配したご両親がネットで当院を見つけて勧めてくれたため受診することになった。
仰向けで顔の動きを検査すると、
右目閉眼不良、右口角下垂(口角が上がらない)、口唇運動時における口唇の非対称性変形(口をイーと横に開くと歪む)があった。
右目閉眼不良のため目のかすみや洗顔中に目に水が入ることがあるそう。
中でも気になるのは右口角下垂(口角が上がらないこと)で、「笑顔が作りにくく滑舌も悪くなるため職場では接客を避けている」とのことだった。
治療内容と経過
表情筋の緊張が原因と考え、動作改善のために眼輪筋、笑筋、大・小頬骨筋、口輪筋などを中心に治療を開始。また顔周りを触診すると小鼻の横あたりに鼻炎の影響で皮膚の弾力性が低下している場所があることがわかり、これも表情筋を硬くする要因の一つと考え同時に治療した。
初回の治療から3日後、2回目には閉眼動作に変化が見られた。目尻が上がりやすくなったため笑いやすくなったとのこと。
4回目には閉眼動作が改善。職場の同僚から「マスクをしていたら目元の違和感がわからないくらいになっている」と言われたそう。
7回目の治療では口唇の動作の左右差がなくなる。
10回目で最後に残っていた目元の重さも取れたため治療を終了した。
初回の治療から3日後、2回目には閉眼動作に変化が見られた。目尻が上がりやすくなったため笑いやすくなったとのこと。
4回目には閉眼動作が改善。職場の同僚から「マスクをしていたら目元の違和感がわからないくらいになっている」と言われたそう。
7回目の治療では口唇の動作の左右差がなくなる。
10回目で最後に残っていた目元の重さも取れたため治療を終了した。
同時に治療した症状
肩こり、めまい
考察
本症例では2回目の早い段階から閉眼動作に変化が見られた。
このことから耳鼻科でのステロイド治療で神経は回復しており、顔面の運動障害が残っていたのは表情筋の緊張の影響が大きかったためだと考えられる。また鼻炎があると神経の反射を介して表情筋を硬くするため、より顔の動きが悪くなっていたと考えられた。
鍼治療により表情筋の緊張が取れたこと、鼻炎が改善したことが麻痺の改善につながった。
最後の治療では表情も明るくなりお顔の違和感も全くなくなったそうで、とても素敵な笑顔でお話されていたのが印象的でした。
このことから耳鼻科でのステロイド治療で神経は回復しており、顔面の運動障害が残っていたのは表情筋の緊張の影響が大きかったためだと考えられる。また鼻炎があると神経の反射を介して表情筋を硬くするため、より顔の動きが悪くなっていたと考えられた。
鍼治療により表情筋の緊張が取れたこと、鼻炎が改善したことが麻痺の改善につながった。
最後の治療では表情も明るくなりお顔の違和感も全くなくなったそうで、とても素敵な笑顔でお話されていたのが印象的でした。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。







































