神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例4 不眠症による薄毛の治療記録をご紹介しています。

■症例4 不眠症による薄毛

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患者

70代女性 神戸市長田区

来院

202X年9月

症状

元々、髪の毛が細いタイプであったが、最近は生え際や頭頂部に頭皮が見えるようになってきた。人前に出るときや、自分の後ろに人の気配を感じる場面で自分の頭皮が気になるようになってきた。気になりだすと目の前のことに集中できなくなり、趣味などが楽しめなくなったり、緊張したりして汗がでるようになってきた。
ストレスによる影響だと考え、鍼灸は怖かったが3か月近く悩み、意を決して当院を受診することとなった。

治療内容と経過

問診では主訴である薄毛以外にも不眠症や花粉症などがあった。
触診をすると鼻と咽、肝臓、膵臓に反応が出ていた。
どれも花粉症で出やすい反応であった。
頭皮も頭頂部周辺は固くなっており、頭皮を触れても動くほどの余裕もなかった。
以上のことから、花粉症による鼻炎によって喉の炎症を引き起こし、そこから首の筋肉の緊張そして後頭部を引っ張り帽状腱膜の緊張を作っていると予想した。

施術は頭皮への緊張を緩め、肝臓の機能回復から花粉症を緩和し鼻炎や喉の炎症が悪化しないようにした。同時に咽や鼻内部の血流を高めて炎症を流すことを目的に施術を行った。


2回目:就寝前に本を読む習慣があるとのことだった。その理由として寝付きが悪くて、寝れない時間の暇つぶしであった。

4回目:本を読むことなく眠れる日が増えてきた。

8回目(1ヶ月後):前頭部の生え際の髪の毛がしっかりしてきた印象。今まで本を読むのが夜だったので、寝付きが良くなり積ん読が増えたと言っていた。

2ヶ月後:猫背は依然としてあったが、首の筋肉が柔らかくなりコリを感じなくなった

3ヶ月後:頭頂部の毛量が増えた。

4ヶ月後:好きな有名人の講演会に参加したが、後ろに座った人が気にならなかった。

5ヶ月後:普段高めの血圧が下がった。趣味のコーラスでも咽や首の疲れが以前より気にならなくなる。

6ヶ月後:花粉シーズンだったが鼻水も気にならなくなった。

毛量が劇的に増えたわけではないが、周りの視線が気にならない程度まで回復し、抜け毛も少なくなったことから卒業となった。

愁訴である不眠、花粉症、肩こりは解消することができた。

同時に治療した症状

不眠症、花粉症、肩こり

考察

今回の薄毛は帽状腱膜全体の緊張によっておきていた。髪の毛は断続的な緊張によって抜け毛が起きやすくなる。特にもともと髪の毛が細い人は、牽引による抜け毛はしやすい。頭皮が固くなってしまう理由はさまざまだが、今回のケースにおいては治療当初に予想した鼻と咽の炎症が原因であった。
このケースの場合だと頭皮マッサージをしても効果は出ない、頭皮を固くしている要因を取り除かないとマッサージだけでは対処できないからだ。
不眠についても発毛を促すうえで大切であり、不眠が早期に改善したのも薄毛改善の効果が早くでた理由とも言える。
花粉症は10年前に一度、自然に緩和したそうなので、身体としては収束方向に向かっていたのだと思う。

お孫さんの世話に一段落が着いて、趣味を楽しむ時間が増えてきた中で、頭皮を気にしなくてもよい状況が作れてよかった。これからもいろんなところに出かけたり、毎日を楽しんでほしいと思った。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。