■症例6 左目が失明しているので右目の視力を維持したい

患者
70代男性 伊丹市
来院
202X年5月
症状
20代の頃に左目の円錐角膜を発症。ハードコンタクトレンズによる矯正おこなったが手術をすることになった。手術後は視力がもとに戻らず、そのまま緑内障が進行し失明となる。右目も緑内障で視力は低下しており、最近はぼやけがどんどん強くなっており、近場は見えない、遠くのものについては形は判断できる状態である。
既往歴としては白内障(両目)がある。
以前から旅行や読書が好きであったが、今はできていないため、少しでも改善できればと思い当院を来院することとなった。
既往歴としては白内障(両目)がある。
以前から旅行や読書が好きであったが、今はできていないため、少しでも改善できればと思い当院を来院することとなった。
治療内容と経過
触診をすると鼻、両目、肝臓の反応が強くでており、慢性鼻炎があるとのことだった。背部については首肩の緊張も強く、目が悪いことで首や背中がかなり前に出ており疲れが溜まりやすい姿勢であった。
鼻の炎症による三叉神経領域の興奮が目内部の血管や筋肉を緊張させ、それが眼精疲労による視力低下を起こしていると判断した。
肝臓についてはアレルギーを持っていることででている反応だと判断し、慢性鼻炎解消を狙ってお灸をした。
2回目:施術後から視界が明るくなり見えやすくなる
4回目:見えやすさは調子の波がある。このときは鼻の反応が強くでていた。
5回目:失明している左目の端が見えている感じがする。
7回目:翌日に左目の手術を控えていた。(緑内障のバイパス手術)
8回目:手術から2週間後。左目の眼圧が下がりすぎている。
10回目:右目の回りも固くなる。左目の手術で右目の負担が増えていると思われた。
16回目:夕方になると目が見えにくくなる。
21回目:右目が濁る感じがする。左目はさらに見えにくくなったと感じる。
30回目:目の調子が悪い。調子が悪いときは咽のつまりもあり、首もよく凝っている。
40回目:左目の違和感が軽減、右目のほうが気になる。目が乾燥している様子が見られた。
43回目:鍼の刺激方法を変えることで目の動きが軽くなったと感じるようになる。
その後は右目、左目ともに状態が一進一退であった。ただ左目の眼圧は維持できており、右目も乾燥も少しずつ改善していった。
右目のコンディションが少し上向いていたところで右目の角膜移植手術をすることとなり、鍼灸治療は休止することとなった。
手術後は右目の視力は少し回復しているが、ぼやけるなどの症状が残っており、鍼灸の再開を検討している。
鼻の炎症による三叉神経領域の興奮が目内部の血管や筋肉を緊張させ、それが眼精疲労による視力低下を起こしていると判断した。
肝臓についてはアレルギーを持っていることででている反応だと判断し、慢性鼻炎解消を狙ってお灸をした。
2回目:施術後から視界が明るくなり見えやすくなる
4回目:見えやすさは調子の波がある。このときは鼻の反応が強くでていた。
5回目:失明している左目の端が見えている感じがする。
7回目:翌日に左目の手術を控えていた。(緑内障のバイパス手術)
8回目:手術から2週間後。左目の眼圧が下がりすぎている。
10回目:右目の回りも固くなる。左目の手術で右目の負担が増えていると思われた。
16回目:夕方になると目が見えにくくなる。
21回目:右目が濁る感じがする。左目はさらに見えにくくなったと感じる。
30回目:目の調子が悪い。調子が悪いときは咽のつまりもあり、首もよく凝っている。
40回目:左目の違和感が軽減、右目のほうが気になる。目が乾燥している様子が見られた。
43回目:鍼の刺激方法を変えることで目の動きが軽くなったと感じるようになる。
その後は右目、左目ともに状態が一進一退であった。ただ左目の眼圧は維持できており、右目も乾燥も少しずつ改善していった。
右目のコンディションが少し上向いていたところで右目の角膜移植手術をすることとなり、鍼灸治療は休止することとなった。
手術後は右目の視力は少し回復しているが、ぼやけるなどの症状が残っており、鍼灸の再開を検討している。
同時に治療した症状
鼻炎、首コリ
考察
患者が当初考えていた右目の視力回復に鍼灸が大きく貢献できることはなかったが、眼精疲労などを蓄積しないことで悪化は防ぐことができたと考えている。それが手術までの期間を伸ばすことができ、手術後の経過もにも貢献できた。
目の手術で大事なのは術後の経過だと考えている。バイパス手術をしたとしても、目の循環に関わる血管や筋肉などのコンディションを維持しないといけない、日常の眼精疲労が蓄積することで眼圧が高まったり、再び視力が低下し手術前の状態に戻ってしまうことがあるからだ。
施術の最後の方では目の乾燥がポイントになった、目の乾燥によって角膜が傷つき、見えにくさに影響したのだと考えられる。そのあたりをもう少し早く日常ケアを提案していれば手術を後に伸ばせたのではないかと後悔が残った。
また目のコンディション維持のために、鍼灸を再開して、目標であった旅行や話題のお店への外食などに行けるようにお手伝いできればと思っている。
目の手術で大事なのは術後の経過だと考えている。バイパス手術をしたとしても、目の循環に関わる血管や筋肉などのコンディションを維持しないといけない、日常の眼精疲労が蓄積することで眼圧が高まったり、再び視力が低下し手術前の状態に戻ってしまうことがあるからだ。
施術の最後の方では目の乾燥がポイントになった、目の乾燥によって角膜が傷つき、見えにくさに影響したのだと考えられる。そのあたりをもう少し早く日常ケアを提案していれば手術を後に伸ばせたのではないかと後悔が残った。
また目のコンディション維持のために、鍼灸を再開して、目標であった旅行や話題のお店への外食などに行けるようにお手伝いできればと思っている。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。












































