神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例5 視野が暗く感じる両目の緑内障の治療記録をご紹介しています。

■症例5 視野が暗く感じる両目の緑内障

画像

患者

40代女性 神戸市北区

来院

202X年6月

症状

同年3月に左目に違和感を感じるがすぐに治まった。1ヶ月後に症状を再び感じ近隣の眼科を受診する。両目ともに緑内障と診断される。視野検査をしたのち点眼治療を開始する。1ヶ月後に他の眼科クリニックで検査を受けると緑内障の可能性を疑われた。
主訴としては目のかすみと視野が暗く感じる。2か月前まではまったく気にならなかった。視力の低下などはなかった。緑内障と診断されてからは気分が落ち込み、日中も自分の視野が大丈夫なのか確認してしまう。食欲もなくなり体重が6キロ減った。

病歴としては以前から高血圧があり腎機能や肝機能(脂肪肝)に問題ありと言われていた。中性脂肪の数値も高い。以前に網膜静脈閉塞症による眼底出血で目が腫れていた。

治療内容と経過

触診をすると目、鼻、咽、胃に反応が強く出ていた。鼻炎については子供の頃にあったが今は自覚していないとのことだった。目の反応は目内部の炎症もしくは眼精疲労などで出現する。咽についてはこちらもあまり自覚はないようだが首肩のコリが強いので咽の炎症があると推測できた。
治療方針としては、緑内障についてははっきりしていないとのことだったので、主訴である目のかすみや視野の暗さについての改善を優先することとした。施術ポイントとしては側頭筋や鼻の反応点領域となる。

3回目:初回から視野が明るいと感じるようになり、今も続いている。治療後は不思議と鼻水が増える。

7回目:首の痛みがなくなる

8回目:雨の日でも目の不調を感じなくなる。

9回目:眼科健診で両目の眼圧が(19と21)であった、さらに健側と思われた右目についても視野欠損が見られた。

11回目:両目の眼圧が2下がる。原発性開放隅角緑内障と診断される

15回目:うつ伏せ寝だと眼圧があがると言われて、仰向けで寝ている。

17回目:眼圧が2下がっていた。

症状は安定しているため隔週に施術間隔を変更する。

28回目:眼圧は左15,右21で視野の欠損はみられなかった。

35回目:眼圧は左15,右16(薬の効果もある)

40回目:左目の閉塞、視野欠損もなく、ウォーキングもするようになり血圧も190→130まで下がって降圧剤も飲まなくなった。

その後しばらくはメンテナンスを続けていたが、体調や視野、眼圧ともに安定しており卒業となった。

同時に治療した症状

肝機能、心臓

考察

主訴である視野の暗さや目のかすみについては早期に改善することができた。ただ緑内障の主要数字である眼圧については時間がかかってしまった。
目内部の環境改善は血流や筋肉に由来することが多いので、鍼灸治療によって早くに効果が出ることが多い。
一方で眼圧については血圧による要因の場合は内臓の不調や生活習慣などの影響もあるため、治療だけでなくセルフケアと並行して進めることが必要不可欠となる。患者は私生活の影響で暴飲暴食をしたり、睡眠時間が不規則になることもあった。そのたびに血圧が高くなり一時は200まで上昇することもあった。本人は血圧上昇による不調を感じていなかったため、健康診断の結果を放置していた。
今回、目のことがきっかけとなり、血圧を下げて、内臓の負担を下げるような生活を実施してもらうだけで眼圧が低下した。薬や鍼灸による効果もあったと思うが、本人の頑張りが影響したのだと推測している。

当院の鍼灸治療を毎回楽しみにしてくれていて、ご家族みなさんも受けに来てくれた。ローラー鍼でこれからも血圧管理を頑張ってほしいと思った。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。