神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例2 急な汗と動悸の治療記録をご紹介しています。

■症例2 急な汗と動悸

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患者

30代女性 神戸市灘区

来院

2016年4月

症状

半年前から急な汗や動悸、息切れ、めまいなどの症状が発生する。すぐに病院で検査を受けるも異常なし。その後は心療内科で安定剤等を処方されるも変化なし。

一時、症状は落ち着いたようにみられたが1週間前よりさらにひどい状態になり常に症状を感じるようになる。
不調のせいで仕事にも影響が出はじめたので鍼灸院を探して当院を見つける。

服用中の薬はレスソン、ルネスタ、サインバルタ、パリエット

治療内容と経過

顔面部から触診をすると、左耳、鼻、咽が悪く、腹部については心臓、胃、肝臓、膀胱に疲れがみられた。顔面部の不調から自律神経を乱して、腹部の内臓へ異常な興奮を起こしていると判断した。内臓の回復を進めていきながら、自律神経を安定させるために顔面部への施術も同時に行った。

1回目 治療後からすぐに変化を感じるようになる。息切れや動悸が軽くなる。
2回目 さらに状態は良くなった、ただめまいは残る。
4回目 日中のめまいは軽減し、寝る前だけとなる。
7回目 治療日前日に不調になったが、それ以外の日は元気であった。
11回目 めまいの症状もなくなり、動悸や息切れも起こさなくなった。
13回目 症状が軽くなり、体調が良い状態がしばらく続いたので卒業となった。

耳と鼻の状態が改善していくと同時に自律神経が安定してきてそのほかの症状がどんどん回復していった。

同時に治療した症状

めまい

考察

自律神経失調症を改善する上で大事になってくるのは、どこが負担になっている内臓かを見極めることになる。
精神的な影響を過大に考えすぎると、治癒までの期間が長くなってしまう。今回の場合は喫煙者であったので通常であれば呼吸器を疑うところだが、耳と鼻が原因であった。顔面部の不調が動悸や息切れを起こすこともある。ちなみに患者は喫煙をやめることはなかった。

生活習慣を安易に疑うことなく、身体の状態をしっかり診ることで結果を出すことができた。[MMYW070416]

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません