神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例2 花粉症で受験勉強に集中できないの治療記録をご紹介しています。

■症例2 花粉症で受験勉強に集中できない

画像

患者

10代女性 神戸市灘区

来院

202X年3月

症状

小学校2年生から花粉症を発症。目の痒みが主な症状であったが、2年間から鼻水が出るようになり、今年からは咽のかゆみを感じるようになった。昨年はコロナの自宅待機で花粉症は楽だったが、今年は2月頃から3月まで症状が強かった。
学校に行ったり、お風呂に入ると症状は楽になる、日によっても調子はバラバラだった。愁訴として腹痛があり月に1回必ずある。腹痛があると4日間続きトイレに籠ってしまうほどだった。食物アレルギーもあって、豆腐や厚揚げを食べると咽がかゆくなる。また花粉の時期は果物もアレルギー症状が出てしまう。
来年は受験勉強を控えており、少しでも花粉症を楽にしたいと思って当院を来院した。

治療内容と経過

触診をすると鼻、肝臓、目に反応が出ていた。花粉症の典型的な反応点のポイントであった。だが、複数に関するところとして胃腸や子宮などが疑われたが反応もなかったため、腹痛は内臓の問題ではないと判断した。
アレルギーを持っている方は肝臓への反応が強くでる。粘膜に触れたアレルゲンが吸収され肝臓で代謝するときに過剰に働くためだ。アレルゲンが触れる場所にも炎症が出るので、鼻と目にも反応が出ていたことが推測された。

腹痛については内臓の直接的な影響がないことから、花粉症による口呼吸と腹部膨満によって発症していると考え、まずはアレルギー症状の緩和と体質改善による次シーズンの花粉症の発症を改善することを目標とした。

2回目:花粉症に変化無し。大量の鼻水と目のかゆみ

3回目(治療開始から7日後):喉のかゆみは楽になる。

4回目:咽と目が楽になる。鼻水はかわらず出ている。

7回目(治療開始から1か月):鼻水量は減少

花粉症が楽になってきたので体質改善を目的として施術頻度を長くする。

10回目:肝臓の反応が改善傾向

16回目:症状は無し

20回目(9月中旬):花粉症が少しでる。おそらく秋の花粉にも反応している。

24回目(1月):花粉症のシーズンに入る。目のかゆみはあるが、鼻水は気にならない。

30回目(3月):花粉シーズン中は毎週施術を受け、鼻水は特になく、目のかゆみについても保冷剤を当てるなどして症状が気にならないレベルになった。受験も無事合格となった。

その後、高校3年間月に1回から2回の頻度で当院でメンテナンスの治療を受け、来院時のひどい花粉症に悩むことはなくなった。

同時に治療した症状

腹痛

考察

花粉症などのアレルギー疾患は肝臓の働きが重要になる。血中に溶けたアレルゲンを肝臓が上手に処理してくれたら血液中に残存する量が減るので、体の防御機構が過剰に反応しなくなるためだ。
アレルギーの基本的な対策にアレルゲンに触れる量を減らすことも有効な手段である。花粉が少ないシーズンOFF時に鼻や咽の粘膜の状態を良くしておき、シーズンに備える必要がある。
普段から鼻腔内に炎症が強いと粘膜は炎症が長期間続くため、粘膜が成長しなくなり、花粉への防御が弱くなってしまう。これでは肝臓をどれだけ元気にしても効果が薄い。
次シーズンに向けてセルフケアを含めて体作りをしたことで花粉症が卒業できた症例であった。

どんなに体調が悪くて推し活を満喫していた姿に我々も元気をもらった。高校だけでなく大学受験までお手伝いできたことを嬉しく思う。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。