神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例2 中途覚醒に悩む女性の治療記録をご紹介しています。

■症例2 中途覚醒に悩む女性

画像

患者

40代女性 H様

来院

202X年4月

症状

2年前から夜中の3時に起きてしまい、覚醒し眠れない。
今ではほぼ毎日続くので、3時まで寝て起きてから仕事をしている。
夕方頃に眠くなって、そのまま寝てしまいまた3時に起きるという生活を送っている。

寝付きはよく、日中は眠気と戦っている。
10年前にメンタル不調になってから、メンタル系の漢方薬を服用している。
子宮内膜症などの既往歴がある。

治療内容と経過

触診の結果からは耳、鼻、喉、小腸と肝臓に反応が強くでていた。
また後頭部(首の付け根)も非常に固くて指では押せないほどであった。

鼻炎が影響して、呼吸がどんどん浅くなって途中で目が覚めてしまうことが予想された。

本人は過去のメンタル不調から自律神経に影響していると考えていたようだったので意外な原因に驚いていた。

また両方の耳も虚弱な状態があって、就寝中の体位変換時に軽いめまいが発生し、脳を興奮させていることが予想できた。

耳と喉の改善を第一優先に施術をすることとなった。

治療内容としては、耳の周囲に鍼を用いた皮膚への刺激、鼻についてはローラー鍼で皮膚への刺激量を増やした。同時に体の炎症に関わる肝臓と小腸についても、喉や耳への回復を促す目的でお灸をした。

後頭部のコリについては少し深めの鍼で刺激を与えて、筋肉の緊張を緩和する鍼をした。治療方針を週に1回とした。

4回目 それまで変化がなかったが、久しぶりに7時間眠れた。本人は旅行の疲れが出たからと言っていた。

7回目 3時の覚醒が4時まで伸びる。
10回目 引き続き4時に目が覚めてしまうが熟睡感はあり睡眠の質が改善しているのを実感。

15回目 鼻のとおりが良くなってきた。
20回目 6時まで眠れるようになった

同時に治療した症状

頭痛

考察

不眠を長く経験していると、どうしてもメンタル的な要因を考えてしまい本当の原因を見失ってしまう。
本症例は就寝時の口呼吸が睡眠の質を低下させ、内臓疲労の蓄積から首の緊張やかるいめまいなどをおこしてしまい、結果として睡眠を維持することができなくなってしまった。

おそらく10年以上前から続いていたのだと予想される。
長期間の睡眠の質低下はメンタルの安定性にも悪い影響があるのでメンタル不調の原因も鼻にあったと推測される。

実際に治療を受けてからは患者はとても明るくなっていった。仕事が忙しい中でも、前向きな内容がどんどんと増えていった。
睡眠のスコアについても普段からスマートウォッチを使って計測しており、鍼灸の効果も数字的に感じていた。

ハードワークができるようになってから当院を卒業となった。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。