■症例5 海外出張まで5日

患者
50代男性 西宮市
来院
202X年7月
症状
咳をしながら来院。カルテを書くのも咳でなかなか進まなかった。
3週間前に海外出張先で現地の人に紙タバコを勧められて吸ってみてから咳が止まらなくなった。それ以後は夜もまともに眠ることができない。歩くだけでもしんどい。問診中も10秒程度話をして咳が出ていた。現病歴として糖尿病と狭心症がある。
5日後に再び海外出張があり前回の出張から帰国後は近隣の鍼灸院で施術を受けるも効果を感じなかったため当院に来院した。
漢方薬として清肺湯を服用していた。
3週間前に海外出張先で現地の人に紙タバコを勧められて吸ってみてから咳が止まらなくなった。それ以後は夜もまともに眠ることができない。歩くだけでもしんどい。問診中も10秒程度話をして咳が出ていた。現病歴として糖尿病と狭心症がある。
5日後に再び海外出張があり前回の出張から帰国後は近隣の鍼灸院で施術を受けるも効果を感じなかったため当院に来院した。
漢方薬として清肺湯を服用していた。
治療内容と経過
触診すると、右の鼻と咽と心臓に反応が出ていた。確認すると鼻炎があるとのことであった。帰国時点から鼻炎の症状は軽減しているとのことだった。心臓は狭心症や咳による睡眠不足が原因であると考えられた。
筋肉は胸鎖乳突筋、大胸筋、鎖骨下筋、菱形筋、脊柱起立筋であった。
次の出張まで5日間しかないので毎日来てもらうことと、筋肉を中心施術をして咳の誘発頻度を下げることを施術目的とした。
胸鎖乳突筋や大胸筋については横刺で広く緩めることにした。とくに仰臥位では咳もあって刺入を深くすることはできなかった。
刺激をしていくと、特定の部位の刺激で咳が出るポイントがあった。右鎖骨下筋の遠位側であった。そこの大胸筋も緊張が強かった。
うつ伏せでは咳ができにくくなるので、頸部から第4胸椎の近傍あたりは深めに刺激をして、菱形筋についても斜刺で刺激した。
筋肉が緩みだすと咳の回数も減り、患者は初回からウトウトしていた。
2回目:施術後は日中の咳が減ったが夜にはもとに戻った。階段で息切れがしている。病院での血液検査でCRPが高値となり抗生物質が処方される。
3回目:前回の施術後の調子は悪く咳が増えた。
4回目:夜の咳はでなかった、子供と遊びに行けなかった。
5回目:咳の回数は激減した。まだ不意に出てくる。明日から出張とのことだったので、セルフケアの方法を伝えて終了となった。
筋肉は胸鎖乳突筋、大胸筋、鎖骨下筋、菱形筋、脊柱起立筋であった。
次の出張まで5日間しかないので毎日来てもらうことと、筋肉を中心施術をして咳の誘発頻度を下げることを施術目的とした。
胸鎖乳突筋や大胸筋については横刺で広く緩めることにした。とくに仰臥位では咳もあって刺入を深くすることはできなかった。
刺激をしていくと、特定の部位の刺激で咳が出るポイントがあった。右鎖骨下筋の遠位側であった。そこの大胸筋も緊張が強かった。
うつ伏せでは咳ができにくくなるので、頸部から第4胸椎の近傍あたりは深めに刺激をして、菱形筋についても斜刺で刺激した。
筋肉が緩みだすと咳の回数も減り、患者は初回からウトウトしていた。
2回目:施術後は日中の咳が減ったが夜にはもとに戻った。階段で息切れがしている。病院での血液検査でCRPが高値となり抗生物質が処方される。
3回目:前回の施術後の調子は悪く咳が増えた。
4回目:夜の咳はでなかった、子供と遊びに行けなかった。
5回目:咳の回数は激減した。まだ不意に出てくる。明日から出張とのことだったので、セルフケアの方法を伝えて終了となった。
考察
今回の喘息では慢性鼻炎によって発症していた上咽頭炎に紙タバコの刺激の強い紙タバコによって咳をおこしたものと予想された。
治療開始時点での鼻や上咽頭の状態は悪くなく、咳を誘発する要因とは考えにくい。それよりも筋肉の緊張や特定部位への刺激によって咳がでたことから、筋肉の緊張によって咳が誘発されたと考えられる。
おそらくこれまでの3週間の対応によって炎症は少しずつ回復していたと予想される。誘発する要因を減らすことで早期(5日以内)に出張に行けるまで7割程度回復することができた。
帰国後は元の鍼灸院にて根本改善をしてもらうことを願いたい。
治療開始時点での鼻や上咽頭の状態は悪くなく、咳を誘発する要因とは考えにくい。それよりも筋肉の緊張や特定部位への刺激によって咳がでたことから、筋肉の緊張によって咳が誘発されたと考えられる。
おそらくこれまでの3週間の対応によって炎症は少しずつ回復していたと予想される。誘発する要因を減らすことで早期(5日以内)に出張に行けるまで7割程度回復することができた。
帰国後は元の鍼灸院にて根本改善をしてもらうことを願いたい。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。











































