■症例1 逆子による体調不良

患者
30女性 神戸市須磨区
来院
2016年4月
症状
妊娠週数28週目の妊婦さん、逆子で来院。逆子と診断されたのは24週目。妊娠中は背中や腰の痛みがあった。気になる症状としてはトイレが近いこと。
34週目には県外の実家に帰ることが決まっており、それまでに逆子を治したいと思っている。
妊娠初期より血栓ができやすく、血小板の働きを弱くし血をサラサラにするバイアスピリンと貧血予防に当帰芍薬散を服用している。
外回転術も進められたが不安があり、鍼灸を受けることを決めた。
34週目には県外の実家に帰ることが決まっており、それまでに逆子を治したいと思っている。
妊娠初期より血栓ができやすく、血小板の働きを弱くし血をサラサラにするバイアスピリンと貧血予防に当帰芍薬散を服用している。
外回転術も進められたが不安があり、鍼灸を受けることを決めた。
治療内容と経過
問診の時点から唇の荒れが気になる。心臓の不調を疑い、睡眠状態を聞いてみると「あまり眠れていない」とのこと
触診をすると、耳と膀胱に反応があったため。不眠の原因として、膀胱の不調による頻尿が考えられた。
下腹部にお灸とローラーをした。さらに腰と背部の緊張をとって就寝しやすくなるようにした。
他にも自律神経の安定と子宮の状態を良くするツボに刺激を加えた。
お腹に余裕があるうちに早く治ることを期待して、最初は3日おきに治療計画をたてた。
1回目の治療後から「お腹がよく動く」という声。その日以来、トイレの回数は1回のみとなる。
2回目、3回目の治療時点でお腹の形が変わった。
26週目の検診で逆子が治ったことを確認、その後里帰り出産のために卒業となる。
触診をすると、耳と膀胱に反応があったため。不眠の原因として、膀胱の不調による頻尿が考えられた。
下腹部にお灸とローラーをした。さらに腰と背部の緊張をとって就寝しやすくなるようにした。
他にも自律神経の安定と子宮の状態を良くするツボに刺激を加えた。
お腹に余裕があるうちに早く治ることを期待して、最初は3日おきに治療計画をたてた。
1回目の治療後から「お腹がよく動く」という声。その日以来、トイレの回数は1回のみとなる。
2回目、3回目の治療時点でお腹の形が変わった。
26週目の検診で逆子が治ったことを確認、その後里帰り出産のために卒業となる。
同時に治療した症状
腰痛、手首の痛み、目の疲れ
考察
逆子が起きるときは妊婦さんの体調不良がきっかけとなる。
それは自覚できない自律神経の不調で起きやすい。
ただそれがいつまでも続くわけではなく自然に戻ることもある。
今回のケースは戻るきっかけが作れなかったと考える。
睡眠時間が断続的で短い場合、どうしても胎動が悪くなる。
睡眠を邪魔する要因はさまざまあるが、今回の逆子の原因は頻尿であったと予想される。
最初はお腹に鍼をすることや、お灸を不安があった方であったが、最後には「鍼が好き」だと治療を楽しんでくれたことも良かった。
それは自覚できない自律神経の不調で起きやすい。
ただそれがいつまでも続くわけではなく自然に戻ることもある。
今回のケースは戻るきっかけが作れなかったと考える。
睡眠時間が断続的で短い場合、どうしても胎動が悪くなる。
睡眠を邪魔する要因はさまざまあるが、今回の逆子の原因は頻尿であったと予想される。
最初はお腹に鍼をすることや、お灸を不安があった方であったが、最後には「鍼が好き」だと治療を楽しんでくれたことも良かった。













































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