神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例2 薬の効かない生理痛の治療記録をご紹介しています。

■症例2 薬の効かない生理痛

画像

患者

女性30代 神戸市

来院

2016年2月

症状

20代の頃より毎周期ひどい生理痛が起こる。生理開始より3日間はひどい下腹部痛のため動けなくなる。生理中は痛み止めを服用していたが効かないので本来の使用量を超えて30分おきに服用していた。
休めない仕事なので我慢しながら働いていた。
近隣の婦人科で検査したが子宮や卵巣は異常ないと診断された。医師からは「痛み止めを服用しながら、上手に付き合っていくしかない」と言われショックを受けた。
鍼灸の経験のある友人から「鍼灸治療は生理痛に効果があるのではないか」と言われ来院した。

治療内容と経過

触診をすると子宮のポイントに反応があった。病院の検査で異常は出ないが子宮内膜に小さな炎症が起こっていることがわかった。                                                                                                                                    また胃の反応が強く、治療すべきポイントだと思い、患者に自覚症状があるか聞くと「気にしたことなかったが良く考えてみると、食後に胃が重くなることもある」と話していた。
初回の治療は鍼が初めてで、緊張していたので鍼の本数を少なくしてローラー鍼とお灸を多く使った。2回目の治療は生理が始まって2日目だった。「普段と比べて痛みは半減していたが生理開始より2日間は念のために薬を飲んでいる」と話していた。
3回目の治療で来院した時には「生理3日目から痛みが全く出なかったので薬を使わずに済んだ」と嬉しそうに話していた。
次の周期からは生理予定日とその前の週、月2回の治療をした。
治療開始して2周期目は痛み止めを服用するのが1日目だけになり、飲んでも念のために飲む1回だけだった「すごく楽になった」と患者も喜んでいた。

同時に治療した症状

首こり

考察

一般的に生理期間中は下腹部痛、頭痛、腰痛が出やすいといわれている。強い生理痛は子宮の収縮を促すプロスタグランジンが多く出すぎて、子宮の収縮が強くなり痛みを起こしていると言われる。しかし、中には生理痛が全くないという女性もいる。
この患者の場合、生理期間中に激しい下腹部痛があった。触診から子宮内膜の成長不良と小さな炎症があることが分かった。子宮内膜の炎症が神経を興奮させ、激しい痛みとなっていた。さらに、子宮と胃の小さな不調が自律神経を乱れさせ、下腹部の痛みを増幅させていたのだろう。
子宮内の環境を良くすることに治療の重点を置いたことが早い症状の改善に繋がった。

生理痛が軽減され「以前はひどくて生理期間中は出かけることもできなかったが、今は楽しく出掛けられている」と話していて、こちらも嬉しくなった。[MSTK130216]

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。