神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例2 会話が難しくなるほどの耳鳴りの治療記録をご紹介しています。

■症例2 会話が難しくなるほどの耳鳴り

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患者

30代男性 垂水区

来院

2016年8月

症状

1年判前から左耳に耳鳴りを感じていた。
仕事の中で聴力の低下を感じるようになり、検査をすると
高音が40dBで中低音30dBまで低下していた。
左耳での会話がしずらく困っている。
愁訴として、アトピーがあり、B型肝炎のキャリアである。

治療内容と経過

見た目からしても、鼻が赤くなっており、慢性鼻炎であった。
さらにアトピーもあるので、免疫のコントロールがうまく出来ていないと感じた。
触診をすると耳と鼻の反応がでており、特に鼻を強く感じた。
アトピーもあるので、肝臓の状態も悪かった。

2回目の治療で少し左耳が聞こえやすくなった。
3回目では耳鳴りが減ったと思うこともあった。

ただ、鼻炎の状態はすぐに良くならず、自宅での鼻うがいを指示した。
7回目の時に日頃通っている道で飲食店の匂いを感じるようになる。

現在も治療を継続している。

考察

難聴は耳の症状なかでも悪い状態である。
長期間の耳鳴りが続くと、少しずつ聴力が低下する。
そのような状態が半年も続くと通常はなかなか回復も難しいが
今回は聴力検査の結果は変化が少なかったが感覚は少し改善した。
B型肝炎のキャリアでもあり、アトピーもあるので、全身性の炎症も
今回の難聴を起こすきっかけになっていると予想している。
並行して治療を進めて、聴力の回復を期待したい。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものでは
ありません