神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例16 電話が聴き取りづらい、不快な耳のつまりの治療記録をご紹介しています。

■症例16 電話が聴き取りづらい、不快な耳のつまり

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患者

60代女性 神戸市

来院

202X年11月

症状

来院2ヶ月前から左耳の不調が出始めた。耳のつまりや圧迫感、耳鳴りがあり、電話が聞き取りづらい。耳鼻科を受診したところ低音域の聴力が低下していたため、ステロイド治療を行った。その後1ヵ月経っても改善せず別の耳鼻科を受診。内耳へのステロイド注射を3回行ったが変化はない。電話をとる機会が多いため仕事にも影響が出ており、耳のつまりが不快で気分も落ち込んでいた。
このまま病院に通っていても治らないのではと不安に思いネットで検索、当院に来院された。

治療内容と経過

触診すると鼻の反応が顕著であった。
鼻の炎症が耳管を通じて内耳まで広がり、耳のつまりや圧迫感、耳鳴り、聴力低下を起こしていると考え、鼻・内耳を中心に週に1回のペースで治療を開始。鍼やローラー鍼を用いて刺激を加えた。
筋肉を触診すると首や肩の緊張も強いことがわかった。慢性的な肩こりがあり、痛みで夜起きてしまうことがあるとのこと。肩こりにより顔面部への血流が悪くなっていることや痛みによる睡眠不足が症状を長期化させていると考え同時に治療した。

自宅でのセルフケアとして鼻や耳を3~5分間手でさすること、毎日鼻うがいすることを伝えた。

2回目 首肩の痛みが改善。夜起きない日もあった。
3回目 午前中耳鳴りが大きかった。日によって大小ある。
5回目 週の半分は耳鳴りや首肩の痛みが気にならなかった。
7回目(1ヵ月) 鼻の反応が良くなり首肩こりが改善。1週間夜起きずに寝られた。
8回目(2ヵ月) コロナに感染し1ヵ月治療を中断した。鼻の反応が悪化し、肩がこる。また、入眠に時間がかかるようになった。耳鳴りはしていない。
14回目(4ヵ月) 鼻の反応が回復。睡眠が取りやすくなった。
16回目(5ヵ月) 耳の聴こえが良くなった。つまる感じはある。
17回目 耳のつまりがましになった。電話も問題なく聴こえる。
18回目 寝付きに時間がかかるため、寝る際はゆっくり横になるように伝えた。
19回目(6ヵ月) 耳の不調が気にならなくなった。寝付きも良くなったため治療終了となった。

同時に治療した症状

首肩こり、中途覚醒、入眠障害

考察

本症例では鼻の反応の変化とともに聴力が改善していった。鼻の炎症が耳管を通じて内耳まで広がり耳のつまりや圧迫感、耳鳴り、聴力低下を起こしていたと考えられる。
鼻の自覚症状はなかったが慢性的な首肩こりが続いていた。このことから鼻の炎症は以前からあり、神経の反射を介して首や肩の筋肉を硬くしていた可能性は高い。
以上から鍼治療により鼻の炎症が改善したことが耳の不調の改善につながったと考えられる。

途中コロナの感染による炎症で鼻の反応が悪くなり時間はかかってしまったが、半年で耳の不調が改善した。その後、腕の痛みで来院された際に、耳は調子良く過ごせているとお話されていて安心した。今後も健康のサポートをしていきたい。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。