■症例4 めまいによる動悸

患者
20代女性 神戸市長田区
来院
202X年6月
症状
3ヶ月前から職場の人間関係の悩みから動悸を感じるようになった。仕事中に動悸が出たときは、めまいもあり、汗も出るほどであった。動悸を感じたときは30分程度休めば落ちついてくる。徐々に動悸の感覚は短くなり、胸の圧迫感から呼吸のしづらさも感じるようになる。仕事外でも感じるようになり、足のしびれや下痢も出てきたので、薬以外の方法はないかと探して当院に来院することとなった。
治療内容と経過
触診をすると耳の反応が強く出ていた。耳鼻咽喉科系の不調を確認すると、咽の炎症や鼻詰まりは年中通してあった。「以前よりもめまいが強くなっている」とのことだった。首周りの触診では、頭板状筋や僧帽筋の緊張が強く、めまいにより姿勢を保つために筋肉を緊張させて姿勢を維持していることが想像できた。
以上のことから、めまいによる迷走神経ショックによって、血圧の低下、それを高めるために心臓の拍動が高まり、動悸をおこしていると判断した。
2回目:動悸の回数は変わらないが、程度は軽減している。
4回目:ひさしぶりに朝まで眠れた、動悸はなかった。
6回目:睡眠は引き続き良い、動悸もない。胃腸のむかつきは感じる。
7回目:動悸の再発。ストレスが影響していたとのことであったが、頭頂部を触ると眠りが浅くなっていた。
8回目:動悸は続いている。夜もぐっすり眠れていない。
9回目:少し風邪っぽい感じがした。
10回目:動悸もなく、睡眠も安定
転職をして環境が変わるとのことで卒業することとなった。
以上のことから、めまいによる迷走神経ショックによって、血圧の低下、それを高めるために心臓の拍動が高まり、動悸をおこしていると判断した。
2回目:動悸の回数は変わらないが、程度は軽減している。
4回目:ひさしぶりに朝まで眠れた、動悸はなかった。
6回目:睡眠は引き続き良い、動悸もない。胃腸のむかつきは感じる。
7回目:動悸の再発。ストレスが影響していたとのことであったが、頭頂部を触ると眠りが浅くなっていた。
8回目:動悸は続いている。夜もぐっすり眠れていない。
9回目:少し風邪っぽい感じがした。
10回目:動悸もなく、睡眠も安定
転職をして環境が変わるとのことで卒業することとなった。
同時に治療した症状
めまい、胃もたれ、不眠、下痢
考察
今回の動悸は耳の不調による平衡感覚失調が引き起こした動悸であった。めまいと動悸は別物として考えがちだが、迷走神経ショックが起きやすくそれによる動悸であった。患者は過去の経験から人間関係のストレスと考えていた。動機があることで不安になるが、その全てがメンタル的な要因と限らない。内臓不調や体のメカニズムから考えることで原因を特定することができる。
もし、メンタル的な要因として体への回復が遅れていたら、ここまで早く改善することはなかったと予想される。おそらく当院への来院も鍼灸という名前でメンタル的な要因を改善してくれると思ったからだと思われる。
実際に途中で症状が再発したときは耳の反応が強くなっており、その後、風邪を引いていたことがわかったことから耳鼻咽喉科の炎症が動悸に関連していることを示唆している。
もし、メンタル的な要因として体への回復が遅れていたら、ここまで早く改善することはなかったと予想される。おそらく当院への来院も鍼灸という名前でメンタル的な要因を改善してくれると思ったからだと思われる。
実際に途中で症状が再発したときは耳の反応が強くなっており、その後、風邪を引いていたことがわかったことから耳鼻咽喉科の炎症が動悸に関連していることを示唆している。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。









































