神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例3 食後に感じる心臓の痛みの治療記録をご紹介しています。

■症例3 食後に感じる心臓の痛み

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患者

40代男性 尼崎市 Y様

来院

202X年11月

症状

1週間前から動悸のようなものを感じる。心臓からみぞおちのあたりが「ドキン」と痛みに似た感覚がある。多いときは1分間1回、少ないときは1時間に1回程度であった。運転中や食後に感じることが多い。病院で心電図やレントゲンを撮るも異常なしであった。動悸があることで不安に感じて、仕事が手につかなくなる。

治療内容と経過

触診をすると心臓には問題はなかった。むしろ胃や胆嚢、みぞおちの筋肉の反応が強く出ていた。話を聞いてみると「4月に逆流性食道炎になった」「いまも食後にお腹がはる感じがある」「食後も気持ち悪い」とのことだった。

以上のことから、消化不良による胃腸の反射によって、腹筋が痙攣して動悸のような感覚を起こしていると判断した。

治療としては胃、脂質を消化する胆嚢、痙攣をおこしているみぞおち周囲の筋肉に施術をした。

2回目:動悸の回数が明らかに減る

3回目:食後に気持ち悪くなる回数が減る

4回目:5日間の動悸がなかった。息子とたくさん遊ぶことができた

5回目:1週間のうちに動悸は数回程度。食後の気持ち悪さもなかった

6回目:食後の持たれ感はあるが、動悸はなかった

症状も改善し卒業となった。

同時に治療した症状

胃もたれ、消化不良

考察

今回の動悸は胃腸障害が原因であった。特に胆嚢の働きが低下しており、食後に脂質の分解が遅くなり胃への滞留時間長くなる。その結果、胃酸量が増えるなどして逆流性食道炎になった。胃酸を抑える薬を服用していたが、胆嚢の働きを改善するわけではないので胃のムカつきが長期化して、反射による腹筋やみぞおち周囲の筋肉が緊張した。
筋肉は過緊張をおこすと、痙攣を起こすようになる、過緊張による損傷を防ぐために強制的に緊張をリセットするためだ。その繰り返しを動悸と感じていた。

来院時点では少し胃が回復傾向にあったこともあって、2回目から動悸(痙攣)が軽減した。

家族思いの患者さんで動悸があることで、自分のことよりも家族の将来を心配していた。症状が改善し、遠方への旅行ができたことを楽しく話したことが印象に残った。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。