■症例2 気分が沈むほどの動悸

患者
50代女性 神戸市中央区 M様
来院
202X年1月
症状
来院10日前から動悸を感じていた。過去に3回ほど同じ経験がある。朝は動悸はマシだが仕事後になると強くなる。その他の症状として、体のしびれ、頻尿、手足の冷え、不眠などもあり、抗うつ剤や安定剤、睡眠導入剤を服用している。
胸のつかえや不安感、緊張感が常にあり、動悸があることで更に気分が沈んでいる。3ヶ月後には家族のサポートをしないといけないので、休職して体調を整えたいと思い当院を来院した。
胸のつかえや不安感、緊張感が常にあり、動悸があることで更に気分が沈んでいる。3ヶ月後には家族のサポートをしないといけないので、休職して体調を整えたいと思い当院を来院した。
治療内容と経過
触診をすると頭頂部の反応が強くでていた、睡眠導入剤の効果を確認したところ「寝付きが悪く、中途覚醒もする」とのことだった。飲んでいる薬がトラゾドンだったことから抗うつ薬の副作用を不眠目的で使っていたので、期待していた効果にならなかったと推測できた。
他にも膀胱、咽と鼻にも反応が強くでていた。膀胱については頻尿傾向があり、中途覚醒のたびにトイレに行くとのことだった。一晩で3回から4回ほどであった。鼻については鼻詰まりを感じており、咽は乾燥からつねに喉の渇きを感じていた。
以上のことから、睡眠を阻害する要因によって不眠状態が長く続き、それが心臓への負担増となり、動悸を起こしていると考えた。
心臓の回復をしつつ、不眠解消を目的として治療計画を説明した。
3回目:不眠は続いている。効果を感じないため薬を飲むのを止めてしまった。自宅でのお灸を開始
6回目:頭がふわふわして動悸が続く、習い事を休むことにした。
10回目:胃のムカムカが改善、朝食を食べられるようになる。
15回目:習っているフラダンスを再開。以前は首肩が疲れていたが、ダンスをしても大丈夫だった。
18回目:夜間のトイレの回数が半分程度まで減少する。
21回目:中途覚醒したか覚えていない、おそらく眠れている。
23回目:趣味の散歩の時間が以前は20分で止めていた(動悸が出るため)いまでは2時間続けて歩けるようになる
家族のサポートが始まるため通院を休止した。
他にも膀胱、咽と鼻にも反応が強くでていた。膀胱については頻尿傾向があり、中途覚醒のたびにトイレに行くとのことだった。一晩で3回から4回ほどであった。鼻については鼻詰まりを感じており、咽は乾燥からつねに喉の渇きを感じていた。
以上のことから、睡眠を阻害する要因によって不眠状態が長く続き、それが心臓への負担増となり、動悸を起こしていると考えた。
心臓の回復をしつつ、不眠解消を目的として治療計画を説明した。
3回目:不眠は続いている。効果を感じないため薬を飲むのを止めてしまった。自宅でのお灸を開始
6回目:頭がふわふわして動悸が続く、習い事を休むことにした。
10回目:胃のムカムカが改善、朝食を食べられるようになる。
15回目:習っているフラダンスを再開。以前は首肩が疲れていたが、ダンスをしても大丈夫だった。
18回目:夜間のトイレの回数が半分程度まで減少する。
21回目:中途覚醒したか覚えていない、おそらく眠れている。
23回目:趣味の散歩の時間が以前は20分で止めていた(動悸が出るため)いまでは2時間続けて歩けるようになる
家族のサポートが始まるため通院を休止した。
同時に治療した症状
胃炎、うつ症状
考察
今回の動悸の原因は不眠から起きる心臓の疲労によるものであった。不眠になったからと行ったかならず動悸が起きるとは限らないが、人によっては動悸が強くなる人がいる。
それをメンタル的な不調が原因だと考えてしまうと、改善まで時間がかかってしまう。
本症例では早期に当院に来て頂いたことと、原因を不眠に絞って、関係する臓器の不調を一つ一つ改善していったことが徐々に回復できた要因だと考える。
動悸の改善とともに、体のしびれや手足の冷えも改善していった。
ただ体の状態は100%にならないまま、休止することになったのは、少し心配が残る。家族のサポートがあったとのことで仕方がないと思うが、ご自身の体の大切さを伝えることができのではと反省が残った。
それをメンタル的な不調が原因だと考えてしまうと、改善まで時間がかかってしまう。
本症例では早期に当院に来て頂いたことと、原因を不眠に絞って、関係する臓器の不調を一つ一つ改善していったことが徐々に回復できた要因だと考える。
動悸の改善とともに、体のしびれや手足の冷えも改善していった。
ただ体の状態は100%にならないまま、休止することになったのは、少し心配が残る。家族のサポートがあったとのことで仕方がないと思うが、ご自身の体の大切さを伝えることができのではと反省が残った。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。









































