■症例7 天気の悪い日に悪化する頭痛

患者
30代女性
来院
201X年 2月
症状
学生時代から頭痛持ちである。特に天気の悪い日や肩こりがひどくなると頭が痛くなる。
また疲れやすく、めまいや眼精疲労もある。
仕事柄出張や外出が多く、出先で体調不良になることが怖い。これまで頭痛で
我慢できないときは鎮痛薬で対処していた。
あるとき知人に相談したところ、長年通っている当院の紹介を受け来院した。
また疲れやすく、めまいや眼精疲労もある。
仕事柄出張や外出が多く、出先で体調不良になることが怖い。これまで頭痛で
我慢できないときは鎮痛薬で対処していた。
あるとき知人に相談したところ、長年通っている当院の紹介を受け来院した。
治療内容と経過
顔の反応は鼻、耳の内耳、咽に検出された。腹部は胃、小腸、肝臓、子宮に反応があった。
患者は鍼灸が初めてで、やや緊張していたので顔周りはローラー鍼のみを使用し、刺激を加えた。
腹部はそれぞれの皮膚領域に寸3-1で切皮し、せんねん灸を用いて刺激した。
腹臥位では首や肩、背部の筋肉の緊張を取るため鍼をした。
週に1回の治療頻度とし、セルフケアとして就寝時や移動中のマスクなど咽の保湿を勧めた。
2回目 先週は頭痛の頻度変わらず。薬を2回服用した。
4回目 頭痛はあるが薬は飲まなかった。肩こりがましになってきた。
7回目 先週は頭痛なし。胃の痛みを訴える。
10回目 出張で疲れていると訴えていた。身体の反応は全体的に悪く、特に内耳が顕著でであった。
12回目 天気の悪い日でも頭痛が起きなかった。全体的に反応の変化が良好なため、来院頻度を月に2回にした。
患者は鍼灸が初めてで、やや緊張していたので顔周りはローラー鍼のみを使用し、刺激を加えた。
腹部はそれぞれの皮膚領域に寸3-1で切皮し、せんねん灸を用いて刺激した。
腹臥位では首や肩、背部の筋肉の緊張を取るため鍼をした。
週に1回の治療頻度とし、セルフケアとして就寝時や移動中のマスクなど咽の保湿を勧めた。
2回目 先週は頭痛の頻度変わらず。薬を2回服用した。
4回目 頭痛はあるが薬は飲まなかった。肩こりがましになってきた。
7回目 先週は頭痛なし。胃の痛みを訴える。
10回目 出張で疲れていると訴えていた。身体の反応は全体的に悪く、特に内耳が顕著でであった。
12回目 天気の悪い日でも頭痛が起きなかった。全体的に反応の変化が良好なため、来院頻度を月に2回にした。
同時に治療した症状
頚肩、背部のこり、めまい、胃の不調
考察
反応点治療では頭痛の部位によって原因の内臓が特定する。
この患者の場合問診で「頭痛はどの辺りが痛みますか」と聞くと「全体的に痛い」と答えた。
触診でその理由がわかった。咽の弱さは後頭部や首肩の筋肉を硬くし、痛みを生じさせる。
また鼻の弱さは前頭部の痛みの原因である。鼻と咽の反射による痛みが同時に出ているため
「頭全体的が痛い」と訴えていたのである。
治療を続けることで頭痛の頻度は激減し、「出張の疲れも持ち越さなくなった」と喜んでいた。
この患者の場合問診で「頭痛はどの辺りが痛みますか」と聞くと「全体的に痛い」と答えた。
触診でその理由がわかった。咽の弱さは後頭部や首肩の筋肉を硬くし、痛みを生じさせる。
また鼻の弱さは前頭部の痛みの原因である。鼻と咽の反射による痛みが同時に出ているため
「頭全体的が痛い」と訴えていたのである。
治療を続けることで頭痛の頻度は激減し、「出張の疲れも持ち越さなくなった」と喜んでいた。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。












































