神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例4 右親指のしびれの治療記録をご紹介しています。

■症例4 右親指のしびれ

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患者

神戸市灘区 60代 女性

来院

202X年8月

症状

10日前から親指にしびれを感じた。しびれの日内変動はなく24時間しびれを感じている。
すぐに接骨院や整形外科で治療および投薬を受けるも改善せず、娘が当院の受診歴があり勧められて来院となった。
その時に服用していた薬はプレドニン、ファモチジン、ボルタレン、タリージュであった。
既往歴として頸部ヘルニア(C6)がある

3日前に寝違いをして右の首に痛みがあった。
右指だけでなく右腕全体の倦怠感もある。

近日中にソフトバレーの大会と3ヶ月後に旅行があるため早く痺れのない状態にしたいという願望があった。

治療内容と経過

右母指の周囲の筋肉や上腕、前腕の筋肉を確認しても緊張はみられなかった。
それよりも頸部や背部の脊柱周りに筋緊張が強かった。
内臓の反応点としては心臓に少しばかり出ていた。

心臓の反射による痛みを疑う事が多いが、それほど悪くなかったので内臓からの影響はないと判断した。背部脊柱周りの筋肉の影響を疑い施術することになった。

1回目:初回の治療後のしびれは変化なし

2回目:前回からしびれは10→5に低下。母指の腹側から爪の下に移行

3回目:施術後の戻り具合は7で施術後に5まで低下

4回目:施術後の戻り具合は5(施術後の状態を維持)し施術後は痺れを感じなくなる

5回目:母指の内側のみに痺れがのこる

6回目:施術後から1ヶ月しびれなし→卒業

考察

本症例は背部の緊張によって引き起こされた母指の痺れ、右腕の倦怠感であった。

施術当初は首周りの筋肉を疑ったが、圧痛や筋肉の硬さを確認すると胸椎の1番~3番にかけて強い緊張がみられた。

通常であれば指先の筋肉を疑ったり、神経の圧迫を疑ったりする。実際に頚椎6番に頸部ヘルニアの存在があったので整形外科でも神経線維のトラブル疑ったと投薬内容から推測できた。

痺れは必ずしも神経の損傷や圧迫で発症するとは限らない。指の皮膚や筋膜に緊張を与えるポイントは多数存在する。
今回は脊柱に問題があった。

脊柱の問題であれば、接骨院で改善する可能性があったが、問題の箇所が椎骨の付け根の筋肉だったため鍼でないと届かなかった。

結果として娘さんの好判断で早期の改善となった。
実は娘さんも別の疾患ではあったが、お母様の紹介から当院で治療を受けて改善しており、親子でお互いに紹介しあい、お互いに元気になった。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。