神戸市で治療実績豊富なミントはり灸院が症例3 腕のしびれが足へと広がっていくの治療記録をご紹介しています。

■症例3 腕のしびれが足へと広がっていく

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患者

神戸市灘区 30代 女性

来院

202X年7月

症状

1ヶ月前から右手や右腕にしびれを感じるようになった。
現在は右足のふくらはぎや右の目の周りにも違和感を感じるようになってきて不安が大きくなってきた。小さなお子さんが二人いるが、症状による不安から感情を抑えきれないこともあった。
近隣の整骨院に通っても変化もなく、スマホで調べて当院を受診した。

治療内容と経過

痺れをおこしている筋肉の状態を確認すると腰部全体の緊張が強くなっていた。他にも肩周りの僧帽筋、右ふくらはぎのヒラメ筋、右腕の上腕二頭筋、浅指屈筋などに緊張があった。

内臓の状態は、顎、咽、肺、胃、大腸、膀胱と沢山の反応点が出ていた。
それぞれの状態を伺うと全てにおいて自覚があり

右顎:就寝中に食いしばりあり
咽:扁桃腺を切除するか悩むほど咽が弱い、しびれを発症する一ヶ月前に咽風邪になる。
肺:咳き込みやすく、母親は喘息もち
胃:胃炎を起こしやすい
大腸:下痢しやすい
膀胱:夜間頻尿あり

さまざまな不調がある中で小さなお子さん二人を子育てしている姿を想像し、尊敬とともに痺れだけでなく不調を解消し少しでも毎日を楽にしたいと決意した。

まずは不安を解消するべく痺れを楽にすることを優先して施術計画を立てた。
しびれが軽減するまでは週2回ペースとした。

2回目:目の痺れは軽減(TVを見ていて認識)

3回目:足のしびれが軽減、目はしびれあり

5回目:目の痺れは感じない、腕の頻度は低下

8回目:目の痺れは気にならない、腕は抱っこのときに痺れるが以前の3割程度

10回目:しびれを気にならない日もあった(週1回ペースに変更)

12回目:しびれが出る状況が少なくなってきた

15回目:忙しい週であっても、腕のしびれなどは感じなかった

16回目:触診でも問題になった内臓の状態もよく痺れの不安もなくなったため卒業

同時に治療した症状

顎関節症、胃炎、頻尿、下痢

考察

体の広範囲にしびれがって、内臓の症状も全身に広がっていた患者であったが早期にしびれの軽減を実現することができた。

これは全体を均等の施術するのではなく、本質的な原因を見極めて集中的に施術したこが功を奏した。

本症例においては寝ているときの食いしばりが全ての引き金になったと思われる。

患側の右側の食いしばりによって、側頭筋や前斜角筋、胸鎖乳突筋などの緊張を引き起こしそれが、目の周りや腕のしびれを引き起こした。

さらに寝ているときに食いしばりをしている場合は、就寝中に口呼吸を同時に行うこともあり当該患者についても口呼吸を行っていた。

口呼吸による影響は後鼻漏や呑気症などをおこし、それが痰による咳、胃に空気が溜まることによって大腸の蠕動運動が促され下痢などのきっかけになる。

今回の症例では普段の忙しさもあり、免疫力が低下して上記のようなメカニズムで全身にさまざまな症状が出ていたと推測できた。

問題の本質を見極めることができたのが早期の改善になった。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。