■症例4 目が覚めるほどの肩こり

患者
30代女性 灘区 S様
来院
202X年2月
症状
高校生の頃から肩こりと腰痛があった。整体やマッサージに行くも1日でもとに戻る。姿勢の悪さを指摘されて矯正もおこなったが変わらず。4,5日前から左の肩甲骨にも痛みを感じるようになった。痛みだけでなく怠さもあり、何をしていても肩や腰がだるい。抱っこもしんどくて、寝るときに痛みを感じる。痛くて起きてしまうこともあった。旦那さんから勧められて当院を受診することになった。
治療内容と経過
内臓の状態を確認すると、鼻と大腸に強い反応が出ていた。
鼻については以前から鼻炎がった。大腸については普段は下痢気味だが、突然便秘になることもある。来院時は便秘であった。
背部の筋肉を触診すると、L3-L5の範囲にある最長筋、腸肋筋と肩甲骨の内側縁にある菱形筋、肩周囲の僧帽筋に筋緊張がみられた。
特に腰と背中の筋肉の緊張度が強く、肩こりを感じやすい僧帽筋についてはそれほど硬さが出ているわけではなかった。
起立筋は仙骨から後頭骨まで長く繋がっているので、腰の緊張が首と肩の境目あたりまで緊張を作って肩こりを感じさせていると判断した。
眠れていない状況は筋肉や内臓の回復力を低下するので、まずは早期に痛みを緩和する施術をして(週2回ペース)、その後に内臓の状態を改善する治療(週1回ペース)を行うこととした。
2回目:初診の治療後から肩や腰の倦怠感が改善した。変な姿勢でうたた寝をすると痛みが出た。
4回目:枕やマットレスを良いものにしたが痛みは改善しなかった。
5回目:肩こりは7割減少、腰も改善傾向だがしゃがみ姿勢で痛みがある。腰痛を感じる日数は減った。
8回目:大腸や鼻の反応が改善してきた。起きることなく睡眠が取れた。肩の倦怠感はほぼ改善した。
10回目:抱っこ紐をすると痛みがあったが、すぐに回復した。
12回目:睡眠も常に安定して起きることなく眠れている。家事や育児で肩の痛みがあってもすぐに回復すくするようになる。月に1回から2回のメンテナンスに移行。
鼻については以前から鼻炎がった。大腸については普段は下痢気味だが、突然便秘になることもある。来院時は便秘であった。
背部の筋肉を触診すると、L3-L5の範囲にある最長筋、腸肋筋と肩甲骨の内側縁にある菱形筋、肩周囲の僧帽筋に筋緊張がみられた。
特に腰と背中の筋肉の緊張度が強く、肩こりを感じやすい僧帽筋についてはそれほど硬さが出ているわけではなかった。
起立筋は仙骨から後頭骨まで長く繋がっているので、腰の緊張が首と肩の境目あたりまで緊張を作って肩こりを感じさせていると判断した。
眠れていない状況は筋肉や内臓の回復力を低下するので、まずは早期に痛みを緩和する施術をして(週2回ペース)、その後に内臓の状態を改善する治療(週1回ペース)を行うこととした。
2回目:初診の治療後から肩や腰の倦怠感が改善した。変な姿勢でうたた寝をすると痛みが出た。
4回目:枕やマットレスを良いものにしたが痛みは改善しなかった。
5回目:肩こりは7割減少、腰も改善傾向だがしゃがみ姿勢で痛みがある。腰痛を感じる日数は減った。
8回目:大腸や鼻の反応が改善してきた。起きることなく睡眠が取れた。肩の倦怠感はほぼ改善した。
10回目:抱っこ紐をすると痛みがあったが、すぐに回復した。
12回目:睡眠も常に安定して起きることなく眠れている。家事や育児で肩の痛みがあってもすぐに回復すくするようになる。月に1回から2回のメンテナンスに移行。
同時に治療した症状
腰痛、鼻炎、下痢
考察
本症例は腰の筋肉の緊張が影響した肩こりであった。原因を早くに特定できたので、肩こりの改善も早かった。
普段から大腸の調子が安定しないことで、起立筋の緊張が発生したものと推測される。
さらに痛みによる睡眠不足も肩甲骨の痛みや自律神経の乱れによる大腸の不安定にも影響していた。
筋緊張やコリの回復には睡眠時間の確保は不可欠である。特に育児中は寝返りなどが小さくなりやすく筋緊張を生みやすい。小さい寝返りであっても深い睡眠ができれば体の疲労は回復することができるので、それを鍼灸でサポートできた。
一般的に痛みといえば「姿勢」という認識があるが、本症例では内臓からアプローチしないと改善が難しかったと言える。
普段から大腸の調子が安定しないことで、起立筋の緊張が発生したものと推測される。
さらに痛みによる睡眠不足も肩甲骨の痛みや自律神経の乱れによる大腸の不安定にも影響していた。
筋緊張やコリの回復には睡眠時間の確保は不可欠である。特に育児中は寝返りなどが小さくなりやすく筋緊張を生みやすい。小さい寝返りであっても深い睡眠ができれば体の疲労は回復することができるので、それを鍼灸でサポートできた。
一般的に痛みといえば「姿勢」という認識があるが、本症例では内臓からアプローチしないと改善が難しかったと言える。

同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。












































