ミントはり灸院・おねしょとストレス

2010年10月1日

おねしょとストレス

カテゴリ: 自律神経失調症

おねしょ、夜尿症とも言いますが。
定義は「5,6歳を過ぎても夜尿が継続的に認められる状況」
大人の場合は膀胱炎や腎炎などの内臓疾患と
トイレを我慢する膀胱括約筋の問題が原因として考えられます。
トイレが至る身体の仕組みはどうなっているかというと
膀胱に尿が溜まります。
溜まってくると、膀胱が伸びて
「排尿」のサインが神経を通って脳と括約筋に行きます。
この時点で反射的に排尿が行われます。
生活において、反射的に排尿が行われたら大変です。
そこで、大脳は「排尿」のサインを受け取ると、
状況を判断して、排尿をストップさせる命令をします。
これが「トイレ」を我慢する仕組みとなっています。
この仕組みは訓練によって作られていきます。
なので、赤ちゃんはおねしょをするわけです。
酔って大脳の働きが緩慢になっていると、大人でもしてしまいます。
では夜尿症はどうなのでしょうか?
これは、自律神経失調やストレスによって
寝ている間の排尿をストップする働きができていないため
と考えられます。
恐らく、日中でのストレスによる自律神経の乱れを
就寝中に整えるために、大脳が身体の回復や
記憶の整理(ストレスの処理)を優先しているのでは
と考えています。
鍼にはストレスを緩和したり、自律神経を正常に戻す効果があります。
小児はりの効果はかつてより言われてきたのは、それが理由だと思います。
「最近の子どもは忙しい」と知り合いの小学校の先生が言っていました。
宿題ができていなくて、放課後に残していると
「習い事に遅れる!」という苦情がくるそうです。
子どもは大人のようにストレスを発散する方法をしりません。
無意識の行動や夜尿症はそのサインなのかもしれませんね。

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