ミントはり灸院・頭痛で吐き気がするのは交換神経の興奮

2018年8月23日

頭痛で吐き気がするのは交換神経の興奮

カテゴリ: 頭痛・偏頭痛

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頭痛で吐き気がするのはなぜ?

頭痛持ちの人は、頭痛と共に出る吐き気に悩んでいる人も多いかと思います。実際に嘔吐してしまうとかなり辛いですよね。頭痛が来た時に「吐いてしまうかも」と思うだけでも大きなストレスになります。強い頭痛薬で胃薬が手放せない状況にある人もいますが、実は嘔吐が痛み止めの影響とは限らない場合もあります。特に急激に気分が悪くなる人は薬の影響とは考えにくいでしょう。
偏頭痛による吐き気や、肩こり・首こりによる頭痛でも吐き気を伴うことがあります。

ではなぜ頭痛と共に吐き気が起こるのでしょうか。

頭痛での吐き気は交感神経によるもの

頭痛で吐き気が出るのは交感神経によるものです。痛みというのは交感神経を優位にします。そして交感神経の興奮は胃の運動を抑制してしまいます。胃の運動が抑制されると消化吸収されないので、食後に気持ち悪くなるという訳なのです。
ただし偏頭痛に関しては空腹でも引き起こされやすいので、胃を空っぽにするのもまた厄介になってしまいます。
他にも頭痛の痛みによってめまいをおこし、気持ちが悪くなるということもあります。強い痛みや深部の鈍痛は簡単に体の変調をきたしてしまうわけです。

副交感神経を優位にすること!!

頭痛がしてしまったときは、吐き気が起こらないようにまずは副交感神経を優位にさせましょう!深呼吸をする、ゆっくり横になる、アロマを焚くなどは副交感神経を高めてリラックスできます。身体を温めることも副交感神経を高めてくれますが、温めることで頭痛が酷くなる人は控えましょう。
もし、脱力感や倦怠感が出ている時は血圧が低下しているサインです。すぐに横になって休んでください。呼吸を頻繁にし、すこし息を止めるなどして血圧をあげましょう。

頭痛を悪化させやすい状況を把握する

頭痛を悪化させやすいもの、状況を予め把握しておくことも大切です。

多いのは低気圧のとき、天気が悪くなるときです。他には睡眠不足、人ごみ、疲労、光、音、空腹、月経時などがあります。チョコレートやチーズ、ヨーグルト、赤ワイン、カフェイン、タバコ、アルコールで頭痛が誘発されるケースも多いです。

人によって違うので、自分がどういうときに頭痛が出るのかをしっかり把握しておきましょう。病院の頭痛外来では頭痛日記をつけることを指示されます。その時に食べたものなども記録しておくことをおすすめします。

ある条件で頭痛が出やすいことがわかるだけでも、不安感は減ります。治すことを諦めるわけではありませんが、上手に付き合うコツをしっておくことも早期の回復には必要なことです。

鍼灸は交感神経の興奮におすすめです!

顔周りの小さな炎症は交感神経を興奮させてしまいます。脳に近い炎症は体に与える影響が大きいからです。先ほどもお伝えしましたが、交感神経の興奮は胃や腸などの内臓にも悪影響を及ぼします。そんな内臓の不調が更に顔周りを緊張させるという悪循環に陥るのです。

急に吐き気がする場合は、もともと胃が虚弱であった可能性が考えられます。その場合は頭痛の治療だけでなく胃腸の働きを改善する治療も並行して進めていきます。

痛みをきっかけにして現れる症状は頭痛が原因というより、もともと持っている不調が痛みによって増幅したと考えられます。生理痛による頭痛はその反対のパターンです。

頭痛で吐き気がでるようになったら鍼灸治療が最適です。
当院の反応点治療は顔周りの小さな炎症を取り除き、内臓へ直接アプローチすることで全身の調子を整えます。

頭痛による吐き気はもちろん、頭痛の根本的な原因を見極めて治療していきます。頭痛でお困りの方はぜひいらしてくださいね。

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当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です。《年間10,000人超の実績》六甲道駅3分”六甲院”と三ノ宮駅6分”三ノ宮院”の2店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。